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2024年に挑戦したい、「心が動かされる旅」

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今年の旅のテーマは何ですか。
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2023年の振り返り。キーワードは「少し遠め」「少し長め」の旅

 2023年はどんな一年だったでしょうか。“旅行”をテーマに振り返りたいと思います。

 まず3月にはマスクの着用が個人の判断に委ねられることとなりました。ただ、当初はまだ周りを見ながら探り探りの方が多くて、マスクをしている方が大半だった記憶があります。時期的にも花粉症のシーズンで私はマスクが手放せませんでした。

 そして、5月には新型コロナウィルス感染症が5類に移行となりました。当社が実施した「新型コロナ5類移行に伴う、今後の旅行に関するアンケート」によると、コロナ禍以降旅行に行っていない方でも80%の方が「5類移行をきっかけに旅行に行きたくなった」と回答しました。今回の制度変更が旅行再開への後押しとなることが明らかになりました。

5類移行が旅行再開の後押しに
5類移行が旅行再開の後押しに

 夏前には全国旅行支援はほとんどの自治体で終了していましたが、夏休みを利用して多くの方が旅行に出かける様子がメディアでも伝えられました。記録的な猛暑となり、暑さをきっかけにマスクを外すようになった人が多かった印象があります。秋になっても汗ばむような日が続き、全国各地で紅葉の色づきが例年より遅くなったようです。

 ちなみにゆこゆこでは、直近の11月の予約人数に関して、2019年の同日比で一番の伸びを見せたのは島根県の123%でした。これは県内の旅行需要の増加に加え、岡山県・兵庫県などの車で3時間程度の「少し足を伸ばした」距離からの予約が増加したことが起因しています。加えて、全体的にも23年は北海道や沖縄などが旅行先として人気といった報道もあり、5類移行を契機に「少し遠め」の旅行が増えたと考えられます。

 また、観光庁の調査によると、23年4月-9月の日本人国内述べ旅行者数は19年度比86%でした。一方、日本人国内述べ宿泊者数は19年度比98%(月によっては19年度超え)であり、19年度よりも1旅行あたりの宿泊日数が増えていると言えそうです。このことからも、泊数を増やした「少し遠め」の旅行ニーズが高まったことが明らかです。

2024年の旅は「心が動かされる宿」を探しに

 23年11月に八ヶ岳のちょっとリッチなホテルに伺いました。旅行の目的は「自分をねぎらうこと」。コロナ禍を乗り切った自分と、私を一番近くで支えてくれていた子ども達へ感謝の気持ちを込めて、このホテルに決めました。少しいいホテルでプチ贅沢(ぜいたく)がしたい、というのが動機だったのですが、あちこち行かず館内のプールやアクティビティを満喫し、少し疲れたら部屋で休憩する・・そんな旅行は期待以上に贅沢なものとなりました。

八ヶ岳では乗馬も楽しみました ※写真はレンタルフォト
八ヶ岳では乗馬も楽しみました ※写真はレンタルフォト

 少しずつ旅行に出やすくなった今、改めて国内旅行の良さを実感している方も多いと思います。かく言う私もその一人。

 日本のお宿の一番の魅力は、私は「おもてなし精神」だと思います。「この滞在を最大限楽しんでくださいね」といった心遣いが随所に感じられるのです。それは、館内の施設・設備であったり、お食事であったり、接客、バリアフリー・・・いたるところに表れているでしょう。

 どんな形であれ、「おもてなし精神」はホテル・宿の規模や価格帯に関わらず、そこかしこに潜んでいます。大浴場でスリッパがわからなくならないように色つきのクリップが置いてある、夕食後に軽食サービスがある、長い廊下の壁一面に旅館の歴史がわかる写真が飾ってある・・・それらもすべて、おもてなしだと私は思います。

 どんなおもてなしに心が動かされるか。それは受け手であるお客さんの性格や環境によっても変わってくるでしょう。子ども向けのサービスに感動する人もいれば、シニア向けのサービスを嬉しく思う方もいるはずです。それでも、「あなたの心が動かされるおもてなし」は必ずどこかにあるはずです。

 制限が緩和されてからしばらく経過し、2024年はもう少し自由な旅を楽しめる一年になるかもしれません。いつもより少し足を延ばしてゆっくりと、あなたの心が動かされる宿を探してみては。

寄稿者 高野亜理沙(たかの・ありさ)ゆこゆこホールディングス㈱広報/温泉ソムリエ

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