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新浦安・オリエンタルホテル東京ベイ、レストランをリニューアル

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 オリエンタルホテル東京ベイ(千葉県浦安市、511室)のレストラン「グランサンク」が11月1日、リニューアルオープンした。ランチを試食させてくれるというので、行ってみた。

 ちょうど1年ほど前、ホテルが大手食品会社の明治と組んで、滞在時に乳児用液体ミルクを提供する「ベビーにもママにも嬉しい特典満載の応援宿泊プラン」を期間限定で販売していたことも、訪ねてみたい動機だった。

 乳児用液体ミルクは国内では2019年に解禁されたばかり。粉ミルクと異なりお湯を用意したり、溶かした後のミルクを常温まで冷ますなどの手間がかからないことから、育児中の人たちには待ち望まれていた商品だった。いいプランじゃないかと思った。

東京ディズニーリゾートのパートナーホテル、子どもたちウェルカム

オリエンタルホテル東京ベイ チャペル
ロビーラウンジのチャペル

 JR京葉線の新浦安駅に直結したホテルは、駅方向からは、どっしりとしたキューブ型の外観が印象的だ。新浦安駅は東京方面からだと東京ディズニーリゾート(TDR)がある舞浜駅の次の駅。ホテルはTDRのパートナーホテルの1つで、両施設を無料のシャトルバスが約15分で結んでいる。

 ロビーフロアは天井が高く、光が差し込む大きな天窓の下の植物が絡むドーム状の施設は植物園かと思ったけど、角度を変えてみたらチャペルだった。

オリエンタルホテル東京ベイ フロント
フロントデスク

 フロントデスクの背面には動植物のイラスト動画が映されていて、多くの子ども連れが宿泊するホテルなんだと納得した。こうした演出を初めて見たけど、「いいな」と思った。

鉄板で焼き立て、揚げたてで天ぷら、握りたてで寿司

 レストランについてなにか説明でもあるのかと思っていたけど、広報の人と名刺を交換しただけで、そのあとは自由に食事をするだけだった。

 ランチ、ディナーともレストランはブッフェスタイル。以前のレストランを知らないから雰囲気や内装の比較はできないけど、フードカウンター回りの空間が広い印象で、人の動線に配慮がうかがえた。

オリエンタルホテル東京ベイ レストラン全景
レストランのフードカウンター

 リニューアルの目玉は「ライブキッチンカウンター」の増設だそう。シェフが数人、ゲストの前で鉄板で調理したり、天ぷらを揚げたり、寿司を握っていた。

 まずはそこを目指したくなる。作り置きではない揚げたての天ぷらを久しぶりに食べた。数年前から、海老は焼きでも天ぷらでも尻尾も食べてみることにしている。さすがに揚げたて。海老の尻尾も口の中でサクッと砕けていった。

 キッズコーナーも新設された。やや低めのカウンターにミートボールやハッシュドポテトが並んでいて、こちらに立ち寄る大人も見かけた。

スウェーデン風ミートボールってどんな味

 ブッフェプランとしては、2024年1月31日までヨーロッパのクリスマスマーケットをテーマにした「ウインターマーケット」を実施している。スウェーデン風ミートボールや伝統的なフィッシュパイ、搾りたてモンブランなどを用意している。

 客席は250室。ランチは平日4500円、土日祝日5500円。ディナーはそれぞれ5500円と6500円。65歳以上のシニア、小学生以下には割引料金がある。

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