世界に冠たるこの統合型リゾートは、ブランド並びにデスティネーションとしての変革を記念し、ブランドポジショニングの立ち上げに世界最高峰のクリエイティブを起用します。
シンガポール、2024年11月7日 /PRNewswire/ -- ホテル業界において世界最高峰と称されるMarina Bay Sands(マリーナベイ・サンズ)は、17億5,000万米ドルに上る再投資プログラムの重要な節目として、3棟のホテルすべてに対する美しさの際立つラグジュアリーなPaiza Collection(ザ・パイザコレクション)を完成するという、新たなブランドビジョンとキャンペーンを発表しました。極上の体験をお客様へ提供するため、あらゆる側面からの向上を掲げたこの野心的な変革は、想像を超える滞在体験の創造という唯一無二のビジョンによって推進されました。
インタラクティブ・マルチチャンネル報道発表の全容は、こちらからご覧ください:https://www.multivu.com/marina_bay_sands/9299351-en-marina-bay-sands-unveils-above-beyond-brand-identity
ザ・パイザコレクションは、多くの客室がスイートルームであり、シンガポール最大のバトラーチームがサービスを提供するこの環境は、ブランドとサービスの向上に心血を注いできたマリーナベイ・サンズが数年をかけて行ってきた変革の真骨頂とも言えるものです。
抜本的な改革を支えるブランドビジョン「ラグジュアリーのその先へ(Above Beyond)」は、まさに新たな時代の到来を告げるものです。これは、マリーナベイ・サンズを象徴する高さとスケール、そして「期待を上回る」おもてなしの新たな基準を打ち立てるという、マリーナベイ・サンズの揺るぎない決意を世に示すものです。この数百万ドルを投じたブランドの再設計とキャンペーンは、社内で構想が練られた後、Pentagram New York(ペンタグラム・ニューヨーク)、Frosty(フロスティ)、そして著名な韓国系カナダ人ディレクターCeline Songなど、世界最高峰のクリエイターによって具現化されました。このプロジェクトは、世界有数の観光地としての地位を確固たるものとするというマリーナベイ・サンズのゆるぎない決意を表しています。
マリーナベイ・サンズの最高執行責任者(COO)、Paul Town氏は「マリーナベイ・サンズは、当初から観光地としてシンガポールのあり方を一新するという将来を見据えたビジョンを持っていました。2010年の開業以来、何度も人々の予想を覆してきた私たちは、世界で最も成功した統合型リゾートの一つになりました」と述べています。「ラグジュアリーなおもてなしの限界を押し広げる野心的な変革を経た今、私たちは次の成長段階にいます。新たなブランドビジョンと施設の変革は、このビジョンを反映して補完し、次の成長段階に入る際の方向性を定めるものであり、時期に適ったプロセスなのです。」
この発表は本日、Paul Town氏、サンズ・グローバル・アンバサダーのDavid Beckham氏、最高マーケティング責任者のIrene Lin氏が列席するなか、全世界に向けたSands Theatreの記者会見の場で行われました。
ザ・パイザコレクションでラグジュアリーの新たな頂点へ
2022年に初めて発表されたマリーナベイ・サンズの変革は、象徴的な3棟のホテル全体を対象とした新しい客室とスイート、最高級のダイニング、ライフスタイルアメニティを皮切りに、段階的に進められてきました。この変革は、サンズ・スカイパーク、ロビー、ウェルネス施設も対象としています。
最新の成果としては、最上級のおもてなしと設計による、世界でも例をみない、最高級の客室とスイートで構成されたザ・パイザコレクションの完成が挙げられます。
まさにランドマークとして最高の場所となるホテルの最上階は、Chairman(チェアマン)、Presidential(プレジデンシャル)、Skyline(スカイライン)、Horizon(ホライゾン)など、贅を極めたスイートルーム群で占められています。専用エレベーターを備えた設計のロビーに入ると、専属バトラーによって宮殿のようなレジデンシャルスタイルのスイートに案内されます。600平方メートルの広々としたチェアマン・スイートは、大人数の接待向けに設計されており、146インチのテレビ、ベビーグランドピアノ、スパおよびジム設備、晩餐会用の充実したキッチンが設えてあります。
プレジデンシャルとスカイラインスイートには、45を超える有名なゴルフコースを再現可能な最先端のゴルフシミュレーターや、30万曲を超えるカラオケを備えたシアタールームを備えています。また、ホライゾンスイートには、ヒマラヤ岩塩で出来た壁、マッサージ用の台、ドライサウナ、ハマム浴用のシャワー、ジムを備えた贅沢な安らぎの場所です。
現在まで、635室のスイートを含む約1,540室の新しい客室が完成し、従来の客室はすべて廃止されました。現在、改修工事はタワー3で集中的に行われており、2025年第2四半期までに完成する予定です。完成時には約1,850室の客室数を備えた施設になりますが、そのうちスイートは旧施設のスイート数180室から大幅に増加した775室となります。
どのスイートもそれぞれ特徴を有しており、またそのどれもが卓越したデザインへのこだわりを具現化しています。特注のデザインやオブジェは、卓越した職人技を基準に厳選した、国内外の一流職人との共同制作によるものです。
その一例として、特注の手刺繍の壁紙を手掛ける英国のFromental(フロメンタル)や、何世紀にもわたって伝承された技法を用いて手作業でほぐした馬の尻尾の毛、モンゴルのヤクの毛、混ざりもののないカシミアを何層も重ねたマットレスで知られるウェールズのSavoir Beds(サヴォア・ベッド)があります。地元の工房Bynd Artisanによる特注の革製品が、さらなる高級感をスイートに添えています。
ラグジュアリーのその先へ(Above Beyond)
ラグジュアリー体験の新たな頂点は、ブランドの変革と並行して実現しました。「Above Beyond」は、時代に左右されないこの統合型リゾートの普遍性、精神、エネルギーの象徴であり、これまでに培われた伝統に根ざしながらも、世界最高峰の滞在先としての地位を高めるものです。
この新たなブランドビジョンは、マリーナベイ・サンズの将来の目標に沿ったものであり、ラグジュアリーな空間の提供を想定しながらも、製品とサービスの提供対象の拡大と向上をねらいとして同施設が実施した改装を反映しています。
ロゴやウェブサイトから、ホテルのアメニティ、キーカード、ブランド体験、スタッフが着用する制服に至るまで、ブランドのあらゆる側面を再構築し、このブランドが提供する品質と美を最高レベルにまで引き上げました。
また、接客スタッフは業界初となるフォーブストラベルガイドの基準を活用し、新たなブランド哲学を体現するためのトレーニングを受けています。シンガポール最大のバトラー部門を擁する160名のバトラーサービスチームは、社内のバトラーアカデミーにて厳しいトレーニングと査定を受けています。
Irene Lin氏は、「当社の新たなマスターブランドは、絶えず変化する現代の旅行者のニーズと願望を取り入れた新しい方向性を示す、大規模かつ重要な取り組みです。『ラグジュアリーのその先へ(Above Beyond)』は、マリーナベイ・サンズを世界的な文化的アイコンとして高めると同時に、この統合型リゾートを高級ホテル業界のゲームチェンジャーとして位置付けるという当社の野心を体現したフレーズです。11,700名を超える従業員のサービス文化に至るまで、あらゆる細部に当社の新しいブランドDNAが浸透することで帰属意識を醸成し、お客様とのより強い感情面での絆を構築します」と述べています。
また、David Beckham氏は「マリーナベイ・サンズは本当に特別な場所です。世界中を旅してきましたが、ここに帰るのをいつも楽しみにしています。前回の訪問から、さまざまな部分が変わりました。この施設の豪華な変貌には目を見張るものがあります。すべてにおいて常に最高を目指しているブランドであり、それこそが私がこの素晴らしい滞在先で最も気に入っている点です。また、自身がサンズのグローバルアンバサダーであることを誇りに思う理由もそこにあります」と補足しています。
クリエイティブな先見の明を持つ世界的な集団
マリーナベイ・サンズは、この滞在先の変容および多面的な体験の力と重要性を捉えるため、多くの分野にまたがってクリエイティブな先見の明を持つグループに、「Above Beyond」を独自の方法で解釈して欲しいと依頼しました。
この統合型リゾートの新しいビジュアル・アイデンティティとブランドの世界は、国際的なデザイン・コンサルタント会社ペンタグラムとクリエイティブ・エージェンシーのフロスティで構成された世界的に有名なクリエイターと、マリーナベイ・サンズの社内クリエイティブ・チームとのパートナーシップにより開発されました。
大胆なグラフィック・アイデンティティ、刺激的な短編映画、印象的なビジュアル、そして唯一無二の体験を通じて、この変革のストーリーが生き生きと表現されています。
この世界的なブランドキャンペーンの中核となるのは、デビュー作『パストライブス/再会』がアカデミー賞にノミネートされたことで知られる、Celine Song氏が脚本家と監督を務めた短編映画です。様々な可能性に満ちたマリーナベイ・サンズを是非お楽しみください。
この複数パート構成のキャンペーン発表の一環として、キャンペーン写真と短編動画で構成された500点以上のアセットも委託されました。撮影の参加者には、上海を拠点に活動する世界的なファッション写真家Nick Yang氏、シンガポールを拠点とする写真家のKhoo Guo Jie氏、Juliana Tan氏、Jovian Lim氏、Stefan Khoo氏、そして監督のCaleb Huang氏が名を連ねています。さらに、10本の動画ビネットでは、インテリアデザインの細部をキュレーションする作業を裏打ちする、卓越した職人技とノウハウが紹介されています。
Irene Lin氏は、「現代のブランドは、一つのキャンペーンやキービジュアルで定義されるものではありません。ストーリーを通じて感情や場所を多面的に表現し、全体的な『ブランドの世界』を創造することで構築されるものなのです。私たちは本日、デザイン、フィルム、写真、体験などを通じ、刷新されたブランドの感情面を披露できることを誇りに思います」と付け加えました。
キャンペーンは本日開始され、来年まで続きます。
マリーナベイ・サンズの「Above Beyond」キャンペーンの詳細については、www.marinabaysands.com/abovebeyondをご覧ください。または、ハッシュタグ#AboveBeyondや#MarinaBaySandsを付けてソーシャル・メディアのやり取りに参加してください。
Marina Bay Sands Pte Ltd(マリーナベイ・サンズ社)について
2010年の開業以来、マリーナベイ・サンズは驚異的な建築物により、シンガポールのスカイラインを飾る至宝として展開してきました。世界で最も見事な景観を誇る屋上のインフィニティ・プール、約1,850室の客室とスイートを擁するこの総合リゾートでは、高級レストラン、ショッピング、エンターテイメントを提供し、年間を通じてさまざまな特色あるイベントを開催しています。
マリーナベイ・サンズは、良き企業市民として、人々、地域社会、環境に奉仕することに力を注いでいます。地域社会への貢献プログラム「Sands Cares」を通じて社会的影響を強め、グローバルなサステナビリティ・プログラム「Sands ECO360」によって環境スチュワードシップを主導しています。
詳細については、www.marinabaysands.comをご覧ください。
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マリーナベイ・サンズ、ラグジュアリーな変革の新たな節目を迎え、ブランドビジョン「ラグジュアリーのその先へ(ABOVE BEYOND)」を発表