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フィジー政府観光局、「ロロマ・アワー」で持続可能な観光促進

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フィジー政府観光局は、地球環境に関する国際的な記念日が続く6月にあわせ、自然保護と地域貢献をテーマとした旅行者参加型プログラム「ロロマ・アワー(Loloma Hour)」を展開している。

今年4月に開始された同プログラムでは、旅行者がフィジー滞在中に1時間を「野生動物の保護」「地域社会への還元」「サンゴ礁の保護」「海岸線の保護」のいずれかに捧げることを提案しており、ビーチ清掃や植樹、サンゴの移植、文化体験などの持続可能な活動を促進している。

開始から1か月後の5月8日時点で、累計613時間がこの活動に充てられた。内訳は、野生動物保護174時間、地域貢献111時間、サンゴ保護193時間、海岸線保護135時間で、具体的にはサンゴ610本の移植、マングローブ106本の植樹、49.97キログラムのごみ回収などの成果が確認された。

「ロロマ・アワー」のロロマ」とは、フィジー語で「愛」「思いやり」「優しさ」を意味し、同国の人々が大切にする価値観を表している。観光と環境保護の両立を目指すこれらの取り組みは、サステナブルな旅の新たな潮流として広がりを見せている。

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