日本民営鉄道協会は2月24日、「地方民鉄フォトコンテスト2025」の入賞作品を発表した。地方民鉄の魅力を写真で発信することを目的にしたコンテストで、全国の地方民鉄56社と台湾の鉄道を題材とした作品を募集。応募総数3,915点の中から、計61作品が入賞した。
このうち大賞には、岳南電車の車内から工場夜景を捉えた林亮一さんの作品が選ばれた。工場地帯を走る列車の車窓に広がる光景を写した一枚で、審査員は「宇宙船に乗っているような錯覚を覚える」などと評価した。
プロカメラマン賞には、津軽鉄道を撮影した植原誠さんの作品、鉄道タレント賞には小湊鐵道を題材とした荒木愼一さんの作品が選ばれた。さらに特別賞5作品、みんてつ賞48作品が選定された。
今回のコンテストでは台湾観光庁・台湾観光協会と連携し、台湾の鉄道を題材とした作品も募集。日台鉄道観光協定に基づき、新たに「台湾賞」を設け、5作品が選ばれた。
審査員は鉄道写真家の長根広和氏、旅鉄タレントの伊藤桃氏などが務めた。審査では、奇抜さよりも日常の鉄道の魅力を素直に捉えた作品が多く寄せられ、地方民鉄への愛着が感じられる点が評価された。
入賞作品は公式ホームページや公式Xで紹介するほか、雑誌「旅と鉄道」2026年4月号にも掲載されている。