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MIHO MUSEUMで春季特別展「古代黄金の物語」 3月14日開幕

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MIHO MUSEUMは3月14日から6月7日まで、春季特別展「古代黄金の物語」を開催する。所蔵の黄金作品に国内有数のコレクションを加えた計255件を展示し、紀元前の黄金文化と作品の背後に隠れた歴史・技法・所有者の営みをわかりやすく紹介する。

神への捧げものから王権の証まで、8章構成で黄金の世界を巡る

会場は滋賀県甲賀市の山中に位置するMIHO MUSEUMで、一般入館料は1300円。展示は8章で構成される。天然の金銀合金「エレクトラム」で鋳造された古代オリエントの神像、黄金の器に刻まれた聖なる動物と植物、戦勝と所有者の運命を描いた黄金作品など、各地・各時代の黄金文化が一堂に集まる。

漢時代の中国では皇帝が天馬と交換するために金製の馬を用いた逸話や、古代アメリカで太陽の象徴として王の頭上に輝いた黄金など、文明をまたいだ物語が展開する。フィリグリー(線細工)や粒金細工といった精緻な装飾技法の解説も見どころのひとつだ。

関連講演会を4月、5月に4回開催

会期中には計4回の講演会も予定されている。4月11日「今に繋がる古代の技」(工芸家・長井豊さん)、4月25日「古代金器は語る」(MIHO MUSEUM主任研究員・稲垣肇さん)、5月17日「黄金に美を求めて」(アルビオン アート代表・有川一三さん)、5月30日「古代黄金の物語」(MIHO MUSEUM特任学芸員・東容子さん)の順で開かれる。

いずれも午後2時から1時間30分、定員100名で参加費は無料(入館料要)。予約不要で、当日美術館棟受付にて整理券を配布する。

桃源郷をテーマにした名建築も見どころ

会場のMIHO MUSEUMは1997年開館。パリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドを手がけたI.M.ペイによる建築で知られ、「桃源郷」をテーマにした空間設計が特徴だ。枝垂れ桜のプロムナードや銀色に輝くトンネルを経て吊り橋の向こうに美術館棟が現れるという、訪れる過程ごと楽しめる造りになっている。

開館時間は午前10時から午後5時(入館は午後4時まで)。休館日は毎週月曜日と5月7日(5月4日は開館)。アクセスはJR琵琶湖線「石山駅」から帝産バスでMIHO MUSEUM行き約50分、または新名神「信楽IC」から車で約15分の距離にある。

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