昨今、インバウンド“復活”とも言われ多くの外国人が日本を訪れている。インバウンド需要はコロナ前を上回るとも言われており、自治体・DMOをはじめあらゆる企業・団体がインバウンド観光客誘致のための情報発信策を練っていると思う。初回では、これまで100以上の企業・団体の外国人へのアプローチをSNSなど活用したデジタルマーケティングで支援してきたTokyo Creativeについてご紹介したい。
Tokyo Creativeは、「日本の魅力を世界に発信する」ということをビジョンに掲げる会社である。自治体・DMOや企業の観光戦略に紐づくデジタルマーケティング施策を⽴案・企画・実⾏している。
以下、3つの特長を持つ。
①日本最大級のインフルエンサーコミュニティ
日本に住む在日外国人インフルエンサーをネットワークしており、約1,700万人の日本好きな外国人(英語話者)コミュニティを形成。YouTubeの総動画再生回数は16億回を超え、日本が好きな英語話者にピンポイントでリーチ可能。
②外国人目線で作るYouTubeなどのSNSコンテンツ
外国人比率50%、女性比率50%のダイバーシティなチームを編成。外国人目線で、視聴者に刺さるYouTubeやInstagramなどのSNSコンテンツを制作し集客につなげていくことが可能。
③実績
年間150件以上のインバウンドのプロモーション支援実績に裏打ちされた“成果の出る施策”を展開。2023年3月にはTokyo Creativeが企画・監修した福島県福島市の訪日外国人向けプロモーション動画「BONSAI AZUMA GOYOMATSU(ボンサイ・アズマ・ゴヨウマツ)」( https://youtu.be/qk-spYAtzYM )が、クールジャパン官民連携プラットフォーム(事務局:内閣府)主催の『クールジャパン・プラットフォームアワード2023』ムービー部門で応募数289件の中から、グランプリを受賞。
次回以降は、Tokyo Creativeが企画・監修するインバウンド向けYouTubeを事例に「観光×デジタルマーケティング」のコツや、私が訪れた地域の事例などを紹介したい。デジタルマーケティングやSNS戦略に迷う観光業・観光関連業のみなさまの少しでも参考となればうれしい。
寄稿者 中川智博(なかがわ・ともひろ)Tokyo Creative㈱ 代表取締役