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写真に収めたい「東京・新宿三大夜景」、ツーリズムメディアサービス編集部

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 ツーリズムメディアサービス編集部が選ぶ三大シリーズ。今回は、東京都の区部西部に位置する特別区であり東京都都庁所在地である新宿区を舞台に編集部が選ぶ写真に収めたい三大夜景として、①歌舞伎町(歌舞伎町一番街アーチ)②東京都展望台③思い出横丁―を紹介する。

 新宿は東京を代表する繁華街の一つであり、高層ビル群が立ち並び、日本有数のビジネス街であるほか、多文化が共存する街として、新宿には外国人観光客や在住者が多く、韓国料理街(大久保)やゴールデン街のようなディープなエリアもある。エンターテイメントとナイトライフの中心の街をイメージする人も多いが、国際色豊かな文化がのも新宿の魅力である。

 ぜひ、観光や日常で足を運ぶとともにその日ならではの景色をカメラに収め、魅力を多くの人に伝えてほしい。

1、歌舞伎町(歌舞伎町一番街アーチ)

 新宿は、内藤新宿とか追分新宿とか呼ばれていた宿場町で、その名は「内藤家屋敷地前にできた新しい宿」を意味していた。その新宿の中でも輝きを放つ歌舞伎町は、かつてこの地が、肥前国(長崎)大村藩主だった大村家の別荘があったことから(明治〜大正期)「大村の森」と呼ばれる場所だったという。かつての角筈一丁目と西大久保一丁目辺りの町名が歌舞伎町と命名されたのは1948年。戦後、娯楽街として歌舞伎を上演する劇場を建設する予定だったため「歌舞伎町」と名付けられたが、計画はとん挫して現在に至っている。

 歌舞伎町の夜景の特徴といえば、歌舞伎町の入り口で人々を迎える街のシンボル「歌舞伎町一番街アーチ」だ。靖国通り沿い、歌舞伎町の街の入り口とも言える場所に架けられ、ネオン街の中でもひときわ華やいだ光で人々を迎え入れるアーチは、多くのメディアにも取り上げられ、国内外で知られる存在となっている。

2、東京都展望台

 東京都展望台は、地上202mの高さから100万ドルと言われる新宿の街を一望できる新宿の観光スポット。展望室は、眺望を楽しみながら東京や都政に対する理解と関心を深めていただく場としても多くの人が日々集う場所となっている。開室時間は、午前9時30分から午後10時00分。

 展望台からは、北島方面にスカイツリー、南東方面に新宿御苑や明治神宮、南西方面では新宿パークタワー、東京オペラシティなどが望める。人気は、西方面から望める富士山の眺望。気温が低くて見通しがきく12月~2月は、富士山が良く見える日が多い。

3、新宿西口 思い出横丁

 新宿駅の西口に位置する思い出横丁は、ノスタルジックな情景が残る、古き良き飲屋街となっている。ルーツは、戦後直後に焼け野原にできた露天商のマーケットで、現在はもつ焼き屋・焼鳥屋を中心とした約60店舗の飲食店やチケットショップなど合わせて約80店舗が、630坪ほどの土地にひしめきあっている。街のにぎわいを支えるほか、最近では外国人観光客にも人気のスポットとなっている。戦後から続く昭和レトロな名店街を訪れるだけでなく、写真にその情景を収めてほしい。

記事 ツーリズムメディアサービス編集部

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