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首都部での夜観光の起爆剤に、埼玉県川口市の将軍ロードで20年ぶりに神楽公演を開催

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 埼玉川口・神楽観光利活用実行委員会は2025年1月18、19日、埼玉県川口市で大阪府泉南市で日光御成道沿いの将軍ロードで20年ぶりに川口神社神楽殿での神楽を復活させた「川口神楽夜間公演」(https://kawaguchi-kagura.com/)を実施した。料金は大人1人1,000円、子ども1人500円で、同18日に89人、19日に43人の計132が集った。首都部で不足する夜観光の起爆剤、都心から30分の好立地で伝統芸能の披露、後継者の発掘・育成、集客による継続化を目指す。

おかめ&ひょっとこの舞

 同公演は、観光庁が2024年度に推進する「地域観光新発見事業」の支援を生かした、「将軍ロードで20年ぶりに神楽復活!都心から30分で体験する持続性を実現した『川口夜神楽定期公演』実施事業」の一環といて開催された。2024年11月24日にはトライアル公演を開催し、関係者を含めて約40人が鑑賞している。

約20年ぶりに復活した川口神社神楽殿での公演

 埼玉・川口の総鎮守である川口神社は平安時代の天慶年間(938~947年)に創建。神楽殿は1943年に建立され、20年前には神楽を披露していた。川口宿・日光御成道沿い(将軍ロード)にある錫杖寺は740年に開山し、徳川将軍が日光社参の御膳所(休憩場)であった。江⼾葛⻄囃⼦の流れをくむ「きり囃⼦」(川口無形民俗文化財)で江戸時代後期から伝わる神楽として領家地域で年に1度披露されている。本事業では、将軍ロードで約20年ぶりに川口神社で神楽公演を復活した。

地域の掲示板や民家でポスター、チラシが貼られた

 主な演目では、寿獅子、里神楽、おかめ&ひょっとこの舞、囃子などを披露した。参加者からは「このような伝統芸能が地域にあるとは知らなかった」「地域に観光で人を呼べるものはほぼない。東京と併せてみてもこのような神楽の披露は少ないので、定期的に行われれば人は来るのでは」といった声が上がった。

開催前の様子

公演を主催した同委員会は、会場費や当日の備品などの出費に課題を示しながら、「今回の公演に参加した人はほとんど地元、近所の人たち。チラシを巻いたりして集客を図ったが、もっと広い範囲でさらに継続した宣伝ができれば、より多くの集客が見込める」と話す。今後は、参加費用、宣伝方法、出費を見直しながら継続に向けた取り組みを検討していく。

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