全国の私鉄73社が加盟する日本民営鉄道協会(東京都千代田区)は、2月21日、「地方民鉄フォトコンテスト2024」の優秀作品を発表した。
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コンテストには⼤⼿⺠鉄16社を除く地方民鉄57社が参加し、各社から1作品ずつ入賞作品を選定。その後、審査委員による選考を経て、大賞、プロカメラマン賞、タレント賞、特別賞が決定した。
大賞に選ばれたのはTOMO氏の作品(伊予鉄道)。青空と瀬戸内海を背景に、踏切を通過するオレンジ色の列車を捉えた一枚で、姉弟が線路の向こうを見つめる構図が、夏の思い出を呼び起こすような情景を演出している。
審査員から「計算された構図と鮮やかな色彩が印象的」「夏のワクワク感が伝わってくる」と高く評価された。
コンテストは全国の地方民鉄の魅力を発信するのが狙い。2024年7月20日から12月1日作品を受け付け、過去最高となる5,667点の応募が寄せられた。
入賞作品は、公式ホームページで公開している。