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霞ケ浦帆引き船フォトコン 最優秀賞など36点決まる

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 茨城県のかすみがうら市、土浦市、行方(なめかた)市に伝わる霞ケ浦帆引き船の第23回フォトコンテスト2024(主催・霞ケ浦帆引き船・帆引き網漁法保存会、審査委員長・日本旅行写真家協会会長、立木寛彦)の受賞者が決定し、このほど表彰式が開かれた。今回は帆引き船の部、霞ケ浦風景の部と小中学生の部のそれぞれ計380点の応募作品から最優秀賞をはじめ36点の受賞者が決定した(写真提供:霞ケ浦帆引き船・帆引き網漁法保存会。左から名子屋さん、関根さん、小澤さん、益子さん)。

〇帆引き船の部 最優秀賞/茨城県知事賞 「湖上の勇姿」小澤巸邦(茨城県水戸市)

〇霞ケ浦の風景の部 最優秀賞/かすみがうら市長賞 「継承」関根樹(同県石岡市)

〇小中学生の部 最優秀賞/かすみがうら市教育長賞/コカコーラ賞 「向かいがわ」益子日菜乃(同県つくば市)

〇審査員特別賞/霞ケ浦河川事務所長賞 「まるで冒険のよう」名子屋正紀(千葉県八千代市)

2001年のスタート以来、通算1万点超の応募

 フォトコンテストは2001年にスタートし、今回で23回目。これまでに通算1万点超の応募があった。フォトコンを通じて、帆引き網漁の存続と霞ケ浦観光を広めていきたいとしている。

霞ケ浦帆引き船の絵葉書第22集 (霞ケ浦帆引き船・帆引き網漁法保存会 今回の受賞作品ではありません

 帆引き網漁は帆に受ける風を読みながら漁師の知識と経験、技術、体力よって操業する独特の漁法。ワカサギやシラウオなどを獲る。2018年8月には「民俗技術」の分野における無形の民俗文化財(国選択無形民俗文化財)に茨城県としては初めて選択された。

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