マイステイズ・ホテル・マネジメント(東京都港区)は、全国40カ所で運営する「亀の井ホテル」のうち12棟を3月から冬にかけて改装する。
主に大浴場や露天風呂の拡充、地域の食材を生かしたレストラン、ファミリー向けのキッズルーム、ペットと泊まれる客室など、多様なニーズに対応する。
3月には「亀の井ホテル 熱海」(静岡県)に露天風呂付き客室を新設するほか、和食レストランがオープンする。「亀の井ホテル 長瀞寄居」(埼玉県)は最上階の展望露天風呂や夕食会場をリニューアルする。

「亀の井ホテル 鴨川」(千葉県)では、太平洋を一望する露天風呂やサウナ付き客室が誕生し、屋内キッズパークが4月にオープンする。「亀の井ホテル 九十九里」(千葉県)では、庭園内にヴィラ棟を新設するほか、全室にサウナとBBQセットを完備する。
このほか、「亀の井ホテル 青森まかど」(青森県)、「亀の井ホテル 青梅」(東京都)、「亀の井ホテル 焼津」(静岡県)、「亀の井ホテル 大洗」(茨城県)、「亀の井ホテル 赤穂」(兵庫県)、「亀の井ホテル 淡路島」(兵庫県)、「亀の井ホテル 有馬」(兵庫県)、「亀の井ホテル 阿蘇」(熊本県)を順次改装する。
同社は2022年4月に運営を引き継いだ「かんぽの宿」30施設を「亀の湯ホテル」にリブランド。現在は全国に40施設を展開している。