鹿児島県霧島市は2025年4月1日、鹿児島空港から霧島神宮、霧島神宮駅を結ぶ観光路線バス「霧島神宮アクセスバス」の本格運行を始めた。霧島神宮アクセスバスの利用者数が増加傾向であることから、鹿児島空港や霧島神宮駅から霧島神宮等への交通アクセスのニーズを獲得する。

　同市は2022年2月、「霧島神宮本殿、幣殿、拝殿」が国宝に指定されたことや、2024年3月22日に霧島神宮駅がリニューアルオープンしたことなどによる観光客の霧島神宮及び霧島神宮駅への移動ニーズの高まりを踏まえ、2024年7月20日から2025年3月31日まで、鹿児島空港から霧島神宮、霧島神宮駅までを結ぶ観光路線バス「霧島神宮アクセスバス」の実証運行を行っている。

　今後は、バス車内のキャッシュレス決済システム導入など、インバウンド対策も含めた利便性の向上を図りながら、本市への更なる観光客の誘客を図る。