韓国のレンタカー業界最大手のロッテレンタカー(韓国)は、ソウルを訪れる日本人旅行者を対象に、韓国の玄関口である仁川空港を起点とした「空港ピックアップ・センディングサービス」を新たに開始した。2024年には日本から韓国へ約330万人が訪れており、日本の出国者数1300万人の4分の1に当たる人気の海外渡航先だ。
旅行者は空港到着後、運転手付きの高級ミニバンやセダンで宿泊施設や観光地へ移動できる新サービスである。このサービスは、一般のプレミアムタクシーと同等の価格で提供されるが、追加料金の心配や現地運転手との言語トラブルを回避できる点が特徴である。運転手には日本語の基本会話が可能な人材が優先的に配属され、到着ロビーでは運転手がピケットサービスによりスムーズに合流が可能となっている。さらに、空港内には専用デスクも設置され、問い合わせ対応や突発事案にも即応できる体制が整備されている

日本語堪能なベテラン運転手が担当
使用される車両はすべて定期的に点検された清潔なミニバンやセダンであり、運転は無事故歴5年以上のベテランが担当する。また、利用者は車両損害や人身事故に対応する保険にも加入済みで、安全面も配慮されている。
空港送迎以外にも、旅行日程や人数に応じてソウル市内および近郊エリアを巡る「オールデイ(All day)」商品も提供されており、いずれのサービスも同社の日本語公式サイトまたはアプリで簡単に予約可能である。
移動の足が便利で 交通費も大幅にお得に
現在、サービス開始を記念して期間限定の割引プロモーションが実施されており、4~5人乗りのミニバンが通常価格から45%引きの12万ウォン(約1万3千円前後)で提供されている。家族やグループで旅行する人たちは交通費の大幅な節約にもつながる。
ロッテレンタカーは今回の新サービスについて、「公共交通の利用に不便を感じていた日本人旅行者に向けて企画したプレミアムサービスであり、旅の出発点と終点で快適な体験を提供することで、韓国旅行の良い印象を残していってもらいたい」と述べている。
ソース:https://www.prnewswire.com/jp/news-releases/no1-302431042.html