エイチ・アイ・エス(HIS)は4月18日、雇用調整助成金等の受給(不正受給)に関する問題への対処のため、「子会社ガバナンス検討会(仮称)」について、社外取締役を委員長とする「子会社ガバナンス検討委員会」を取締役会の諮問機関として設置したことを発表した。
同委員会は、子会社の統治方針の見直しに関する議論を集中的におこなうための時限設置とし、グループガバナンスの強化に向けた取組みを迅速かつ効果的に進めていく。統治方針の運用状況の確認と改善は、リスク・コンプライアンス委員会が担う。
リスク・コンプライアンス委員会は、課題別委員会としていたが、子会社ガバナンス検討委員会と併せて諮問委員会とする。同委員会での検討事項は取締役会からの諮問事項に留まらず、今回の再発防止策を推進する上で必要な項目を全て網羅する。