上海、2025年5月9日 /PRNewswire/ -- english.shanghai.gov.cnからのニュース・レポート
第6回上海市「五五ショッピングフェスティバル」が5月1日に正式にスタートし、6月末まで続きます。今回のショッピングフェスティバルは中国消費市場の最新トレンドを捉え、「消費パワー」を体現する重要なプラットフォームとなっています。
2025上海市「五五ショッピングフェスティバル」が正式にスタートし、6月末まで続きます。（写真提供・WeChat公式アカウント「上海発布」）
今年の注目ポイントの一つは「シルバー経済」、つまり高齢者層の消費潜在力です。多くの企業は、ヘルスケア、養老サービス、観光、金融、生活消費を一体化した専用の製品とサービスを打ち出しています。15の重点イベントの一つである「シルバーライフフェスティバル」も、「上海国際福祉機器展」（CHINA AID）と同時に開催されます。
「シルバーライフフェスティバル」は「上海国際福祉機器展」の期間中に開催されます。（写真提供・VCG）
上海の一人当たりGDPの持続的な向上に伴い、都市の消費構造は従来のモノ消費からサービス消費へとシフトしています。このため、上海市は通信・インターネット・教育・文化・医療などの分野における供給拡充を加速させることで、市民の多様な消費ニーズに対応しています。
今回のショッピングフェスティバルでは、家電・住宅インテリア・家具・高齢者向け商品など7つの重点品目を網羅する史上最大規模のプロモーションを展開しています。便益を受ける消費者数は過去最高を記録しました。
また、外国人観光客の消費体験を最適化するため、関係部門は人気の商業エリアにおける税還付サービススポットの増設を推進し、「即時還付」サービスの利便性を向上させています。アリペイをはじめとする決済プラットフォームや複数の銀行系免税サービス機関では、外国人観光客向けに限定特典・ショッピングクーポン・記念品を提供し、インバウンド消費の活性化を推進しています。黄浦区の新世界大丸百貨では、外国人観光客がいち早く免税サービスを体験し、積極的な評価が寄せられています。
黄浦区の新世界大丸百貨で税還付サービスを体験中の外国人観光客。（写真提供・黄浦区委員会宣伝部）
上海市内の各区もショッピングフェスティバル向けの独自施策やイベントを次々と展開しています。
嘉定区は自動車製造と自動運転試験場の産業基盤を活用し、3月21日から最大2000元の自動車購入補助金を給付しています。新車・中古車の購入者を対象に、2か月間限定で実施されています。
静安区内の複数の百貨店では、Sisleyなどの国際的な高級化粧品ブランドの春の新作初公開イベントが開催されます。
浦東新区は5000万元の消費券を発行し、区内の主要商業施設で取り扱われるアパレル・化粧品・ゴールドアクセサリー・宝飾品などの品目を対象に、最大30％割引の特典を提供する消費喚起策を展開します。また、自動車消費の優遇キャンペーンも浦東で同時に展開されます。
なお、開催中の「上海国際花展」に連動し、浦東では全長1.5キロに及ぶ特別な花の歩道が設置され、公園と2大商業施設を連結することで、自然の美しさと文化の雰囲気を融合させた没入型ショッピング体験を目指す施策が展開されています。
上海国際花展を見学している観光客。（写真提供・上観新聞）
初めて上海国際花展を開催する黄浦区は、花をテーマにした展示に加え、地元の飲食ブランドと連携して限定デザートやドリンクを発売しています。一方、老舗食品メーカーは花をテーマにした特色スナックを開発し、観光客が気軽に持ち帰れるようにしています。
詳しい情報は以下までご連絡ください。
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