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杖と歩く、わたしの旅路 ~杖選びという小さな旅~

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介護用品といってまず思い出す人が多いのが「杖」でしょうか。いまや良質な杖が100円ショップでも販売されるようになり、必要な時に気軽に入手できるようになりました。

そんな杖ですが、杖を販売する売り場の近くで見ていると「私はこのデザインが良いからこの杖を選ぼうかな」「少し使いにくいけれど、値段が安いからこの杖で我慢しようかな」などという声を聞く場面があります。まるでファッションとして服を選ぶような感覚なのでしょうか。

さらに、最近は少なくなりましたが、杖を販売する売り場の店員が杖の選び方を知らないという事態もあり得て、一歩間違えると事故につながりかねない話もあります。少し気になり始めています。

福祉用具専門相談員に相談で適切な1本を

杖を新たに購入しようと思ったときは、出来れば「福祉用具専門相談員」という資格を持った方に一度ご相談されるのはいかがでしょうか。杖の価格はもちろん、長さや素材、杖先の形状など、皆さんのご要望と希望に合った杖の選定が期待できます。

杖は自分で選ぶとき、腰骨の近くにある「大腿骨大転子」と言う身体の骨の位置に合わせるのが一般的です。皆さんの体の骨盤の下あたり、太ももの外側を押したときに触れる骨がそれにあたりますが、その高さに杖の取ってを合わせるのが最も適切な杖の長さということになります。

杖は自分で選ぶとき、腰骨の近くにある「大腿骨大転子」と言う身体の骨の位置に合わせるのが一般的です。皆さんの体の骨盤の下あたり、太ももの外側を押したときに触れる骨がそれにあたりますが、その高さに杖の取ってを合わせるのが最も適切な杖の長さということになります。

とはいえ、ファッションとして杖を選ぶ感覚も大切です。必要に応じては杖のメーカーに特注品を出される場合もあります。杖をはじめとする福祉用具のメーカーも国内はもちろん海外にも杖のメーカーがありますから、自分に合った杖を世界中から探す楽しみも出てきます。皆さまの歩くパートナーである「杖」と楽しく付き合いたいものです。

寄稿者 猪股透人(いのまた・はやと)シーキューブ㈱ https://c-cube.life/

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