国土交通省は8月1日、「かわまちづくり計画」の新規登録地を発表した。新たに全国17カ所を登録。新たな「水辺を活かしたまちづくり」を始動する。
国交省では、水辺を活かして地域のにぎわい創出を目指す取り組みを推進するため、「かわまちづくり」支援制度に基づき、市町村等が作成した計画の登録を行い、ハード・ソフト両面から支援を行っている。
同日、市町村等から新たに申請のあった17カ所の「かわまちづくり計画」を登録し、合計で303カ所となった。
これらの取り組みに対し、国交省では、親水護岸などのハード整備のほか、河川空間へのオープンカフェ等の設置を可能とする「都市・地域再生等利用区域」の指定を行うなどのソフト対策の支援を実施する。
河川空間を生かして地域のにぎわい創出する「かわまちづくり」
「かわまちづくり」とは、地域が持つ「資源」や地域の創意に富んだ「知恵」を活かし、地域活性化や観光振興などを目的に、市町村や民間事業者、地域住民等と河川管理者が各々の取り組みを連携することで、「河川空間」と「まち空間」が融合した良好な空間を形成し、河川空間を生かして地域のにぎわい創出を目指す取り組み。
国交省 報道・広報 http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04_hh_000270.html


