エイチ・アイ・エス（HIS）は11月1日、中期経営計画やHIS グループ創業50 周年に目指す姿（Vision2030）の達成に向け、組織改編を行う。AIイノベーション本部など5つの部署を新設。、さらなる持続的成長、パーパス経営の実現にむけて取り組みを加速する。

中経やVision2030の達成に向けて5部署を新設

1、AIイノベーション本部

経営戦略の中核の一つと位置付ける AI 活用促進による事業成長を目的とし、同社グループにおける経営資源の最適化と、横断的な戦略策定を担う。

2、HIS Global Destination Management Company

グローバル事業の更なる拡大を目的とし、各海外リージョナルカンパニーおよび傘下の海外法人を統括し横断的な連携の強化を担う。グローバル事業の中核を担う組織であることから、「HIS JAPAN」と同格の社内カンパニーと位置付け役員がプレジデントを担当する。

3、Global Sales 本部

HIS Global Destination Management Company内に、グローバルDMC事業を含むインバウンド事業の受客増を目的とし、アウトバウンド旅行事業者等に対する旅行商材やサービスの提供、商材流通のためのコネクティビティ向上、アフターフォローなど多岐にわたるBtoB営業活動を一元的に担う。

4、CXマネジメント本部

中期経営計画アクションプランのひとつであるLTVの最大化を目的とし、顧客体験やユーザーインサイトの可視化を図るために、データ分析による顧客タッチポイントのサービス最適化を担う。

5、ガバナンス統括本部

より強固なガバナンス体制を構築することを目的とし、リスク管理室、法務部、内部統制室、総務グループを統括し、意思決定のスピードを向上させ、ガバナンス関連の機能の一元化を担う。