ハイアットは、広島市中心部で「アンダーズ 広島」を2027年に開業する計画を発表した。中国地方で初のハイアット系ホテルで、アンダーズとしては国内2軒目となる。上質なライフスタイル提案を掲げ、観光とMICEの両需要を取り込む拠点整備を進める構えだ。

ホテルは官民連携の基町相生通地区第一種市街地再開発事業の高層棟「KAMIHACHI X」の最上部21～31階に入り、全235室の客室とスイート、レストラン、ルーフトップバー&レストラン、宴会場、屋内プールを備えたフィットネスセンターなどを計画する。最寄りは広島電鉄「立町停留場」徒歩1分で、市内主要観光地やビジネスエリアへの動線に優れる立地だ。

運営はハイアットが担い、建築設計・施工とインテリア設計は竹中工務店が手がけ、NAO Taniyama & Associatesが監修する。開業時期は2027年を予定しており、現時点の計画で変更の可能性があるとしている。

アンダーズは「その土地らしさ」を重視するラグジュアリー・ライフスタイルブランドで、ゲストそれぞれのパーソナルな体験価値を提供することを特徴とする。「アンダーズ 広島」では紙屋町・八丁堀エリアの新たなにぎわい創出を掲げるKAMIHACHI Xの一員として、地域文化と連動した滞在体験の提供を目指す。

情報提供　トラベルビジョン（https://www.travelvision.jp/news/detail/news-119329）