鎌倉市観光協会は、春の観光シーズンの幕開けを告げる恒例行事「第68回鎌倉まつり」を4月12日から19日まで開催する。会場は鶴岡八幡宮を中心とした市内各所で、行列巡行や「静の舞」、野点席など鎌倉の歴史と文化を感じられる催しを行う。
鎌倉まつりは1959年(昭和34年)に始まり、鎌倉の春を代表するイベントとして親しまれてきた。毎年4月の第2日曜日から第3日曜日にかけて開催され、寺社や市内各地で多彩な行事を展開する。
初日の4月12日には、若宮大路の下馬から鶴岡八幡宮まで約1,000メートルを練り歩く「行列巡行」を実施する。お囃子や神輿、甲冑行列、よさこいなど、地域団体が参加し、軽快な音色と威勢のよい掛け声で祭りの開幕を飾る。
同日午後には、鶴岡八幡宮舞殿で「静の舞」を披露する。源頼朝の命により白拍子の静御前が源義経をしのんで舞ったと伝わる舞を再現するもので、鎌倉芸能連盟の協力のもと古式ゆかしく演じられる。2026年は西川流の西川新が舞を務める予定。
また期間中には、市内各所で野点席を設ける。4月18日には鶴岡八幡宮境内で表千家流神谷会、建長寺境内で武者小路千家が、19日には鎌倉大仏殿高徳院境内で裏千家淡交会鎌倉支部が、それぞれ茶席を開く。
このほか関連行事として、俳句会や弓道大会、頼朝公墓前祭、義経まつりなども予定。19日には鶴岡八幡宮の流鏑馬馬場で「崇敬者大祭 流鏑馬」も行われる。