鹿児島にAI Factoryを設立、日米台の連携でPhysical AIの発展を推進
東京, 2026年3月25日 /PRNewswire/ -- GPUクラウドサービス(GPU-as-a-Service)を提供するGMI Cloudは本日、Wistron(緯創)と提携し、Kai Shin Digital Infrastructure株式会社(KSDI)が推進する鹿児島のインフラ開発エリアへの参画を発表しました。GMI Cloudは総額120億ドルを投資し、Physical AIに特化したAI Factoryの構築を計画しており、同施設はアジア有数の規模を持つAIデータセンターの一つとなる見込みです。
本プロジェクトは、中華開発資本(CDIB Capital Group)と信越科学産業株式会社(Shinetsu Science Industry)により構想され、鹿児島県および薩摩川内市の協力のもと推進されます。2026年末の着工を予定しており、将来的には最大1GW規模まで拡張可能な計算能力を備える計画です。
ソブリンAIが各国の重要課題に
AI技術の急速な進展に伴い、各国における「ソブリンAI(Sovereign AI)」への需要は高まっています。AIにおける計算能力は、今後の国家安全保障および経済競争力を支える重要な基盤と位置付けられています。
この流れを受け、各国政府は外部プラットフォームへの依存低減を進めるとともに、データ主権、規制対応、サプライチェーンリスクへの対策を強化しています。
GMI Cloudは、AIインフラの設計・導入・拡張における実績を活かし、各国が自律的なAI基盤を構築する支援を行うとしています。
GMI Cloud CEOのAlex Yehは次のように述べています。
「日本は世界有数の製造・産業基盤を有しています。次のステップは、これらのシステムを日本自身が信頼し、コントロール可能なAIで駆動することです。本プロジェクトは、その実現を目的としています。」
Physical AIを支える次世代AI Factory
鹿児島AI Factoryでは、次世代のAIハードウェアおよびインフラを採用し、トレーニングおよび推論の効率向上を図ります。また、ロボティクス、自動運転、スマート製造、産業システムなどのPhysical AI分野への対応を想定しています。
本施設は、日本におけるPhysical AI専用のAI Factoryとしては初の事例となり、製造・物流・インフラ運用を支えるインテリジェントシステムに必要な計算基盤を提供します。
サステナビリティを重視した設計
GMI Cloudは、本AI Factoryにおいて環境負荷への配慮と持続可能性を重視した設計を採用するとしています。AIの普及に伴うエネルギー需要や環境課題に対応し、将来の大規模ソブリンAIインフラのモデルケースとなることを目指します。
パートナー連携によるインフラ構築
Wistron CTOのDavid Shen氏は次のように述べています。
「この規模のソブリンAI Factoryの実現には、実績あるパートナーの連携が不可欠です。GMI Cloudは先進的なハードウェア導入とAIインフラ展開において豊富な経験を有しており、本プロジェクトに適したパートナーです。Wistronは製造およびエンジニアリング面で支援を提供します。」
VAST Data共同創業者のJeff Denworth氏は次のように述べています。
「GMI Cloudは鹿児島AI Factoryを通じて、ソブリンAIインフラの新たな標準を構築しています。VASTのAI Operating Systemは、統合データ基盤として持続的メモリ、データガバナンス、大規模データオーケストレーションを実現し、Physical AIシステムの性能と信頼性を支えます。」
GMI Cloudについて
GMI Cloudは米国シリコンバレーに本社を置き、推論を中核としたフルスタックAIインフラを提供しています。ソブリンAIおよび商用AIの展開を支援し、政府・企業・研究機関に対し、外部プラットフォームに依存しないAI基盤の構築を支援しています。
詳細:https://gmicloud.ai