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KKday、新CGIOにSeal Chang氏就任 AI活用で次世代へ

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現地ツアー・アクティビティ予約プラットフォーム「KKday」を展開するKKDAY JAPANは4月7日、グローバル事業の成長と技術革新を統括する新設ポスト、CGIO(最高成長・イノベーション責任者)兼 成長・イノベーションセンター長に、台湾本社のSeal Chang氏が就任したことを発表した。AIを活用した次世代OTA(オンライン旅行代理店)モデルの構築を加速する。

今回の人事は、インバウンド需要の急回復に伴い顕在化するオーバーツーリズムや、地方・中小事業者における人手不足といった観光産業の構造課題への対応を背景とするもの。KKdayは従来の旅行検索プラットフォームからの転換を進め、観光サプライチェーンのデジタル化に注力している。

新たにCGIOに就任したSeal Chang氏は、プロダクト開発やテクノロジー領域で10年以上の経験を持ち、KKdayでは最大50名規模のグローバルチームを率いてきた実績を有する。今後はAIを活用し、旅行者の体験価値向上と事業者の業務効率化を両立させる役割を担う。

同氏は「旅行における検索や手配の“摩擦”をゼロにすることがミッション」とし、データとテクノロジーを活用したパーソナライズの推進に言及。個々の嗜好に応じた体験提案を実現するとともに、インバウンド需要の地方分散やサプライヤーのDX支援にも取り組む考えを示した。

また、KKDAY JAPANの大淵公晴支社長は、「AI活用を経営の中枢に据える意思決定は、同社の強いコミットメントを示すもの」と評価。旅行業界における人手依存のオペレーションに対し、AIによる効率化と高度化の必要性を指摘する。

特に日本市場については、デジタル化の余地が大きい一方で独自の商習慣や顧客ニーズへの対応が求められるとし、「ローカライズとAIの融合によって新たな価値創出を図る」と強調。本社と連携しながら変革を推進する方針を示した。

KKdayは92カ国・550都市以上、約35万件の旅行商品を取り扱うグローバルプラットフォーム。今後はAIを軸に、旅行者と事業者双方にとって利便性の高いサービス提供と、観光産業全体の高度化を目指す。

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