エイチ・アイ・エス(HIS)は4月9日、韓国観光公社と日本人観光客の訪韓拡大に向けた業務提携協約を締結した。契約期間は3年間。訪韓日本人送客数170万人の達成を目指す。
韓国は日本人の海外旅行先として高い人気を維持しており、2025年の訪韓外国人は過去最多の1,893万人、日本人は前年比113%の365万人に達した。ソウルや釜山、済州など主要都市と日本各地を結ぶ航空路線の充実も、訪問しやすさを後押ししている。
今回の提携では、若年層の個人旅行を主軸に、ソウルに加え地方都市の魅力発信を強化。地域素材やテーマ別観光コンテンツを活用した商品造成を進めるとともに、釜山東南圏や清州中部圏など重点地域への送客促進を図る。
また、韓国旅行リピーターの複数回訪問を促す商品開発や、日韓間のチャーター便の活用、他産業との連携による新規顧客の創出などにも取り組む。
HISはこれまでのノウハウや商品開発力を活かし、地方空港発のチャーター便や独自コンテンツの展開などを通じて、韓国観光公社との連携を強化。両者は韓国各地への誘客を進め、地域間の相互交流拡大につなげる考えだ。
韓国観光公社は、2028年に訪韓外国人3,000万人の達成を目標としており、今回の協業を通じて日本市場からのさらなる送客拡大を図る。