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東広島市とJR西日本、ICOCA利用でポイント付与 公共交通への転換を実証

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東広島市とJR西日本は11月から2027年2月、西条駅を中心とした鉄道、路線バス、駐車場の利用実績に応じて「WESTERポイント(チャージ専用)」を付与する実証実験を実施する。公共交通を利用する市民や来訪者の利便性向上と利用促進を図り、自家用車への過度な依存から公共交通への転換につなげる。

自家用車依存と市中心部の渋滞が課題

東広島市では、市民の移動の約7割を自家用車が占める一方、域内の移動を担う路線バスの利用者は減少傾向にある。さらに、都市化や大規模事業所の投資に伴って交通量が増え、市中心部では慢性的な渋滞も発生している。

こうした課題に対応するため、市は交通需要マネジメントの一環として、公共交通への利用転換を促す施策を検証する。JR西日本にとっても、ICOCAやWESTERなどのデジタル基盤を活用した自治体・地域との共創施策の一つとなる。

西条駅―広島大学間のバス利用などでポイント

実証では、複数の施策を用意する。一つ目は、西条駅と広島大学間の路線バス利用促進。18~25歳の学生世代を対象に、一定額以上の月間運賃利用や、月16~23回の利用で500ポイント、24回以上の利用で1000ポイントを付与する仕組みを設ける。

二つ目は、鉄道とバスの乗り継ぎ利用促進。対象となるバス利用者が、ICOCAでバス運賃を支払い、西条駅で鉄道に乗り継いだ場合、月5回以上の利用で500ポイントを付与する。

三つ目は、パークアンドライドの利用促進。東広島市民を対象に、ICOCAでJRを利用したうえで、対象駐車場を利用すると1回につき100ポイントを付与する。

専用WebでICOCAを登録

参加者は、スマートフォンから専用Webページ「まちのヲトモパスポート」にアクセスし、会員登録を行う。施策によってはマイナンバーカード認証も必要となる。その後、実証に使用するICOCAを登録し、参加したい施策に事前申請。申請したICOCAの利用実績に応じ、翌月末ごろにWESTERポイントを付与する。ポイント付与条件や還元数、対象駐車場などの詳細は、専用サイトなどで別途案内する。バス運行では芸陽バスとJRバス中国、駐車場ではアマノマネジメントサービス、タイムズ24、パーク24が協力する。

東広島市とJR西日本は、今回の実証を通じて公共交通の利用行動の変化を検証し、誰もが移動しやすい環境づくりと公共交通の利用促進につなげていく。

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