2025年日本国際博覧会協会は10月19日、大阪・関西万博の成果を伝える巡回イベント「EXPO2025 Futures Tour」の総来場者数が3万8337人だったと発表した。全国6都市を巡り、大屋根リングの端材を地元の職人やアーティストが作品に仕立てて展示。開催都市の自治体とも連携し、万博で紹介した地域の文化や産業を会期後も伝える場を設けた。
ツアーは7月11、12日の広島を皮切りに、高松、新潟、金沢、名古屋を巡り、10月10、11日の東京・麻布台ヒルズ アリーナで終了した。6都市で各2日間、計12日間開催した。会場には、2027年3月に横浜市で開幕する国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」の紹介ブースも設けた。
会場では、大屋根リングの端材を使ったアート作品「Futures Piece Project」を展示した。新潟の吉田バテンレースの吉田節子代表、金沢の四十沢木材工芸の四十澤宏治代表、東京の額縁職人・栗原大地氏らが、未来への願いを伝統工芸などで表現した。
会場には、大屋根リングで実際に使われた柱や梁に触れられる展示も設けた。ご当地ブースでは、高松で丸亀うちわや手袋・革製品、新潟で糸魚川市のヒスイ、金沢で加賀料理や伝統工芸を紹介した。
会場別の来場者数は名古屋が1万3392人で最多。東京8833人、高松5207人、広島4350人、新潟3660人、金沢2895人と続いた。主催は同協会、共催は経済産業省。入場は無料だった。