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会いに出かける。それが、つながりの第一歩

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先日(2026年9月)、世界各国の高齢者に対し「家族以外の頼れる友人がいるか」という調査が実施されたそうです。その結果によると日本は諸外国と比べて低い結果が出たそうです。ドイツでは61%の人が「頼れる友人がいる」と答えたのに対し、日本では13.7%までに留まったそうです。日本の場合、老後に頼れるのは82.1%(回答者全体)の割合で家族と回答しているものの、家族以外の関係性については低い結果に留まってしまいました。

これは、ある程度予想できてしまった結果なのでしょうか。日本の高齢者は依然として老後に新たな知人友人が作りにくいという傾向が続いています。定年などにより社会との接点がいまだに無くなりつつある人が多いということでしょう。

つながりは、この時世「リアル」でなくても良いと思います。SNSはもちろん、仮想空間でも良いでしょうし、オンラインゲームもあります。ただ、ネットでの犯罪や個人情報の漏洩などが、厳しく指摘されている現状も無視できません。結局安全面を考えれば、長い時間をかけた結果、相対して顔を突き合わせる関係が良いのではないでしょうか。

出かけて「人に会う」それだけで、身体も心も高まるものです。それにより適度な緊張感が生まれるのもメリットかもしれません。もちろん、新たな関係を求めて出かけるのもアリです。人間関係ですから、ご自分の日常で負担にならない範囲での交流ができれば良いところです。

一人で過ごせる人生もまた、それが許されるなら十分豊かです。けれど、人は一生を終わると、自分では後片付けができません。誰かを支え合いながら、誰かに託す。秋は様々なところに出かけて人に会うには絶好の季節です。新たな自分を探す旅に出ませんか。

寄稿者 猪股透人(いのまた・はやと)介護サービス事業者 内部監査

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