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日本ヘルスツーリズム学会、韓国・山清郡で日韓印の4者とMoU締結

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日本ヘルスツーリズム学会は、10月2、3日に韓国・慶尚南道山清(サンチョン)郡で開かれた「K-ウェルネス・ヒーリング観光グローバルビジネスサミット」に参加した。木下藤寿理事長が招待講演を行い、山清郡、インド・アーユルヴェーダ協会、韓国抗老化ウェルネス協会、同学会の4者で、ヒーリング観光産業の国際協力に関する覚書(MoU)を締結した。

滞在型の健康保養プログラムについて講演

山清郡が主催し、韓国抗老化ウェルネス協会が主管した同サミットには、韓国内外の専門家ら約50人が参加した。海外招待講演では、インド・アーユルヴェーダ協会のプラシャント・ティワリ会長がアーユルヴェーダの活用事例を紹介した。木下理事長は、滞在型の健康保養プログラムについて講演し、日本のヘルスツーリズムに関する知見を共有した。

木下理事長は約6年前から山清地域のプログラム開発や人材育成に関わっており、今回の参加は、これまでの交流を国際的な協力関係へとつなげる機会となった。

韓方と自然資源を生かした健康保養の拠点

山清郡は、韓国の伝統医学である韓方や薬草文化にゆかりの深い地域だ。会場となった東医宝鑑村(トンイボガムチョン)一帯には、韓方に関する展示・体験施設や散策コース、宿泊・飲食施設などが集まっている。山清郡では、東医宝鑑村と智異山(チリサン)の自然環境を組み合わせ、滞在型のウェルネス観光の推進を目指している。

同時期には「第26回山清韓方薬草祭り」が10月2日から11日まで開催され、木下理事長は初日の交流行事や開幕セレモニーにも参加した。

法整備を背景に進む韓国のウェルネス観光

韓国では2026年4月9日、「ヒーリング観光産業の育成に関する法律」が施行された。同法は、地域資源を活用し、健康の回復・増進と生活の質の向上を目指す観光活動を産業として育成するものだ。国の基本計画や自治体への事業者登録、文化体育観光部長官による優秀施設認証、専門人材の育成などの枠組みが設けられている。山清郡も、韓国第1号のヒーリング観光産業地区の指定を目指している。

日本ヘルスツーリズム学会は、今回の講演とMoU締結を通じて得たネットワークを生かし、各国の知見を共有しながら、ヘルスツーリズムの学術的発展と地域における実践の充実につなげていく。

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