東南アジアを中心にインバウンドプロモーション事業を行うインバウンド・バズは、自社で運営するタイ人向け日本観光情報サイト「Talon Japan(タロン ジャパン)」の英語版を公開した。これにより、タイだけでなく東南アジア諸国の人々に向けて、日本の観光施設や店舗の魅力を訴求できるようになる。同社はラバブルマーケティンググループの子会社。
月間60万PVの人気サイトに英語を追加
「Talon Japan」は、タイ語で日本の観光情報を紹介するWebサイトだ。月間PV数は約60万、運営するFacebookアカウントのグループメンバー数は140万を超えており、多くの訪日タイ人旅行客に利用されている。日本の有名小売企業やアパレル企業、自治体などからの依頼でクーポンや広告記事の掲載も行っており、掲載が店舗の売上向上につながっているという評価も得ている。
今回、対象言語に英語を追加した。英語はシンガポールなど複数国で公用語に指定され、東南アジア諸国でも多くの人が利用している。そのため、掲載する記事やクーポンの情報をタイ以外の人々にも届けることができ、さらなる集客数や売上向上が可能になるとしている。
2026年上半期の訪日消費額は過去最高に
観光庁が公表したインバウンド消費動向調査によると、2026年上半期の訪日外国人旅行消費額は推計値で4兆8,498億円となり、前年同期比で約1.3%増と過去最高水準となった。2026年4-6月期の消費額を国籍・地域別でみると、タイが6位、シンガポールが10位と東南アジア諸国の中では比較的多い水準で、いずれも前年同期比を上回っている。
東南アジア諸国は日本への再訪客も多く、今後も旅行先として人気が高いことが期待される。同社は、「Talon Japan」をタイ語と英語の2カ国語対応とすることで、ユーザー数や契約社数を増やし、メディアおよび事業の成長につなげる考えだ。
記事とクーポンで購買意欲を高める
「Talon Japan」のクーポン掲載は、ただクーポンを載せるだけでなく、店舗や施設、商品を紹介する記事を掲載したうえでクーポンに案内する流れになっている。記事で商品の良さを理解してもらい、購買意欲を高める導線をつくっている。記事掲載はSEO対策への効果も期待できる。
クーポンおよび記事掲載は無料で、クーポン利用による完全成果報酬型のため、低コストで始められる。インバウンド・バズは、企業や自治体向けに訪日外国人を対象としたプロモーション支援を行っており、Webマーケティングや広告運用、ファムトリップ、KOLキャスティングなども手がけている。