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俯瞰するニッポン(その8)~世界で最も有名な渋谷スクランブル交差点~

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 世界で最も有名な交差点「渋谷駅前交差点」は、1973年にスクランブル化されました。昨今、ワールドカップやハロウィンなどのイベントが行われると数多くの群衆が集まります。そして、それを制するDJポリスも配置されるという社会現象を起こしています。

 また、2018年から実施されてきた大晦日の歩行者天国。しかし、2023年末、渋谷区長が「来ないで欲しい」と発信。賛否両論、国内外の反響が大きなものとなりました。

渋谷ダンジョンと言われる常に変貌する街

旧東急プラザ「フクラス」ここからも俯瞰できます!
旧東急プラザ「フクラス」ここからも俯瞰できます!

 渋谷は2027年まで変貌を続ける街、新たな高層商業施設ビルが開業を続けています。宮益坂側にはヒカリエやスクランブルスクエア。山手線外側の旧東急プラザのフクラス。旧東横線駅舎跡の渋谷ストリームなどの観光名所が生まれています。

 そして、最後の開発と言われる桜丘地区のサクラステージが完成形と言われています。

 この交差点は、宮益坂から道玄坂に至る通りと、渋谷駅西口駅前から渋谷公園通りに至る通りが交わる場所。さらに渋谷センター街が伸びた五叉路です。計10本の車線が交差し、5本の横断歩道が引かれています。

 ハチ公前広場から道玄坂やセンター街、公園通りなどをつなぐ要所となっています。唯一、斜め方向の横断歩道があるハチ公前広場からQFRONT前までの距離は約36メートル。世界有数の巨大交差点です。そして、交差点を渡る歩行者数は、1回の青信号(2分間隔)で3,000人と記録されています。

映像発信することがひとつの契機

 2019年9月、栃木県足利市にもう一つの渋谷スクランブル交差点ができました。それは、この交差点を忠実に再現した映画撮影用のオープンセットです。足利スクランブルシティスタジオと呼ぶ足利競馬場の跡地、約1.5ヘクタールの巨大な空間です。

夕陽を浴びるスクランブルスクエア
夕陽を浴びて煌めくスクランブルスクエア

 訪日外国人に限ったことではないですが、ホンモノのスクランブル交差点に立つと、スマホを動画モードに歩き出す人々がたくさん。そして、その誰もがぶつかり合うことがないという不思議。俯瞰して見ると、その様子がよく見えます。

 1885年に鉄道の駅が開業しても、寒村であった渋谷。旧東京市の土地が足りなくなり、軍隊が郊外に移転するようになった。それを結ぶために玉電が渋谷を発着、より多くの人々が集う街の後押しになりました。

 デパート間を結ぶロープウェイやプラネタリウム、記録として残る映像が最先端を行っていたと感じる渋谷は、この先も東京の魅力を発信する代表的な街であり続けることでしょう。

 たまに赴くと目的地まで行きつくことができない巨大な街。もうすぐ、新規開業のお披露目を迎えます。

寄稿者 観光情報総合研究所 夢雨/代表

(これまでの寄稿は、こちらから) https://tms-media.jp/contributor/detail/?id=181

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