「楽天トラベル」の2024年第1四半期(1~3月)のインバウンド流通総額は、前年同期比で+243%と大きく成長しました。この背景には、水際対策の緩和をはじめ旅行環境が改善されただけでなく、「楽天トラベル」独自のインバウンド獲得に向けた取り組みが貢献しています。
「楽天トラベル」では、コロナ禍の2022年夏に、インバウンド予約ページを大幅にリニューアルしました。日本の特徴の一つである宿のプラン予約や各国通貨による決済、スマートフォンアプリを通じた予約などに対応するとともに、まずは韓国や台湾、香港などを中心に、現地オフィスを通じた各国向けのプロモーション活動も本格始動し、コロナ終息後のインバウンド需要の拡大を見据えた準備を進めていました。
予約ページの対象言語も拡充。2024年6月時点で英語、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、中国語簡体字、中国語繁体字(台湾)、中国語繁体字(香港)の8カ国語に対応しています。
さらに、旅ナカのサービス拡充にも取り組んでいます。例えば、今春から国内旅行をする際のレンタカー予約は、英語、韓国語、中国語繁体字(台湾)にも対応を開始しました。車種の検索から予約までの操作が直観的にできるUIを導入し、訪日旅行者が必要に応じて便利に使える移動のオプションを提供します。
楽天グループは、英語を公用語とし、世界100カ国・地域以上から多彩な経験や能力を持つ人材が集まる多様性を持った企業です。「楽天トラベル」では、こうした特徴を生かしながら、グローバル市場に本気で挑む日本発の旅行予約サービスという自負を持って、インバウンドに注力しています。
今後も国内外における「楽天トラベル」の取り組みに、ぜひご期待ください。
寄稿者 中原大輔(なかはら・だいすけ)楽天グループ㈱トラベル&モビリティ事業PR推進室オフィスマネージャー