山口那津男公明党代表は6月19日、東京都千代田区の経団連会館で開かれた「日本旅行業協会(JATA)第68回定時総会懇親会」に出席した。観光を取り巻く環境について、伝統と質の高い旅行サービスを提供しているヨーロッパの国々からも高い評価を得ており、インバウンドの増加が海外の国々との信頼を深める大きな材料となっていることを評価した。また、観光における今後の大事なこととして、「百聞は一見に如かず。これからの観光の一番大事な効果だ。とりわけ若い世代、感受性の強い世代に海外旅行の機会を作ることは、長い目で見て効果は高い」と、修学旅行などの旅行機会を通じた機会の創出を挙げた。
山口代表は旅行業界で働く人たちに向けては、「コロナのパンデミックの谷が深かったが、しかし今は力強く回復している。現場では人手不足があるかもしれないが、旅行に行きたいという国民の意欲は確実に高まっている」と話した。
取材 ツーリズムメディアサービス編集部