東京都はこのほど、障害者等向けの自然体験型観光プログラムの運営ノウハウを提供する取り組みとして、東京都新島で行う「バリアフリービーチ体験ワークショップ」のモニターツアー参加者を募集している。催行日は9月19~20日の1泊2日で、対象者は東京都内の旅行業者、体験型観光提供事業者(約20人)と、車いすユーザー等の障害者(約3人)。高速ジェット船(竹芝―新島間)、新島宿泊費用(※竹芝~新島の交通機関、座席、宿泊施設の指定はできない)は、東京都が負担する。専門機材を用いた障害者の海水浴体験のノウハウなどを伝えながら、障害者や高齢者等が、東京の自然を安心して楽しめる観光を推進する。
同ワークショップは、東京都が令和6年度新規事業として進める「誰もが楽しめる自然体験型観光推進事業」の一環として実施。新島では、車いすユーザー等障害者に向けては専門家指導のもと海水浴体験を提供するほか、旅行業者、体験型観光提供事業者、観光協会に向けては、ビーチ用車いすやマットを用いたバリアフリービーチの運営体験を用意する。
ワークショップには、湘南バリアフリーツアーセンターの榊原正博理事長を迎え、湘南バリアフリーセンターの取り組みを紹介するほか、バリアフリービーチの運営方法について説明する。
バリアフリービーチ体験では、ビーチ用車いすモビチェアと車いすけん引装置「JINRIKI」を用いてバリアフリービーチの運営体験を行う。
募集人数は20人程度で、募集人数を超えた場合は抽選で決定する。
申し込み期限は8月28日
以下、URLの参加申込フォーム(二次元バーコード読取)に必要事項の記載が必要。申し込み期限は8月28日(水)まで。問い合わせは、「令和6年度誰もが楽しめる自然体験型観光推進事業」事務局(㈱ケー・シー・エス 東京支社内)担当: 池田、柏崎。TEL03-6240-0597 E-mail:tourism@kcsweb.co.jp、営業時間 9:00~17:00(土・日・祝日は除く)。