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「アニバーサリーを過ごしたい街・横浜」、横浜市観光協会がブランディング企画をスタート

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 横浜市観光協会(神奈川県横浜市中区)は9月2日、横浜の強みである「ロマンチックな港町の景観」や街中で楽しめる「花」を生かした企画として「YOKOHAMA PRECIOUS FLOWERS(ヨコハマプレシャスフラワーズ)」をスタートした。『カップル・夫婦がアニバーサリーを過ごしたい街・横浜』としてのブランドを醸成。誕生日、交際記念日、プロポーズ、結婚記念日など、大切な人との記念日を横浜で過ごしてもらうため、多角的なプロモーションを推進し、周辺地域と差別化したブランドイメージの確立を目指す。

 同企画では、記念日は特別な店でディナーを楽しむというカップル・夫婦に向けて、「思い出に残る体験やスポットがあふれる横浜で、丸一日たっぷりと満喫する、いつもより特別な“記念Day”」の魅力を発信している。また、専用ウェブサイト(https://www.welcome.city.yokohama.jp/anniversary/)やインスタグラムを開設し、おすすめの記念日の過ごし方を紹介するほか、新たな記念日プランの販売などを行っている。9月26~29日に東京ビッグサイト(東京と江東区)で開かれる世界最大級の旅の祭典 「ツーリズムEXPOジャパン2024」にも出展。新たな花のプラン 「Letter Bouquet(レターブーケ)」 の体験を実施する。

「横浜は記念日を過ごす街」をブランディング

 横浜市観光協会の西尾暁事業推進課長は、「横浜には観光資源が豊富にあるがゆえに、『横浜の観光と言えばこれ!』というものを設定することが難しかった。『横浜での観光』を聞いた際に多くの人がイメージできるもの、テーマ、強みを考えた時に、ロマンチックな港町の景観や多くのウェディング施設が多いこと、来訪者が配偶者・恋人・20~30代という特徴があることなどから『アニバーサリー』を訴求することとした。『横浜は記念日を過ごす街』であることのブランディングを図る」と話す。

 同企画を通じて、日帰り観光から宿泊への転換、消費額の拡大といった課題を解決するとともに、将来的には初デート、こどものイベント、〇婚式など、それぞれの年代のライフイベントを思い出のある横浜で過ごしてもらうことを目指す。

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