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モルディブ、12月15日から電子タバコの持ち込み禁止

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 モルディブ政府は2024年11月15日、モルディブへの電子タバコの持ち込み規制を開始した。公衆衛生向上を目的としたこの規制では、電子タバコデバイス、付属品、および部品の輸入が禁止された。

 また、12月15日からは電子タバコの所持、使用、製造、販売、宣伝、無償配布も全面的に禁止される。国内の居住者および訪問者すべてに適用される。

 新たな規制の一環として、「たばこ製品の包装および表示に関する規則」の改正および「旅行者が持ち込む物品、個人使用品、および商業サンプルに対する免税ガイドライン」が改定され、旅行者がモルディブへ持ち込むたばこ製品の条件が変更された。

 観光ビザで入国する旅行者に限り、個人使用目的で以下の数量まで持ち込みが可能となる。紙巻たばこは200本、葉巻は20本、その他のたばこ製品は250gまでとされている。電子タバコは税関で保管される対象となる。

 電子タバコや規定数量を超えるたばこ製品は、税関で最長30日間保管される。その後、観光ビザで入国した旅行者は、ヴェラナ国際空港の出発ターミナルにある税関カウンターで品物を受け取ることができる。

 一方、観光ビザ以外での入国者が持ち込むたばこ製品については、モルディブ保健省の表示要件を満たしていない場合、税関で没収される。

 モルディブ政府は、今回の規制を通じて公衆衛生の改善に向けた取り組みを強化する意向を示しており、訪問者には事前に規制内容を十分に確認することを呼びかけている。

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