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映えスポットの穴場、はるか離れた霞ケ浦から富士山を望む

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 富士山を眺められる土地は数多くある。登山口がある山梨、静岡の両県はもちろんだが、その他の土地でも富士見町、富士見ヶ丘、富士見台などの地名の付く場所が存在する。東京では練馬区には西武池袋線の富士見台駅が、京王電鉄井の頭線には杉並区に富士見ヶ丘駅がある。もっとも、高層マンションやビルが立ってしまい、富士山を見ることはできなかもしれない。

日の入りが迫り湖面の光の道ができ、黒いシルエットが織りなす。

 1月半ば、茨城県の霞ケ浦湖畔を訪れた。時刻は午後5時前。地元の知人が絶好の撮影スポットがあると案内してくれた。車で湖畔を走るうちに、日の入りが迫ってきた。はるが対岸の向こう側に太陽が沈み始め、湖面の光の道ができる。太陽に沈む速度は思いのほか早く、みるみる周辺は薄暮の景色となった。

 霞ケ浦は富士山から直線距離で北東方向に約150㌔に位置する。まさかこの場所から富士山の雄姿が眺められるとは予想外だった。しかし、湖畔には望遠カメラを構えた人たちが、シャッターチャンスを待ち構えており、知る人ぞ知る映えスポットだったのだ。

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