神奈川宿観光利用促進委員会は2024年12月27日、東海道53次3番目の宿場町「神奈川宿」でモニターツアー「ロイヤルカフェ横浜モンテローザで楽しむ横浜芸者ディナーショー」を実施した。約15人が参加。横浜の玄関としても使用される格式あるカフェで、日本が鎖国を解き世界に向けて門戸を開いた「開港期」から脈々と花街文化として育まれてきた「横浜芸者」によるショーを披露するなど、宿場町の歴史的遺産や文化(横浜芸者等)を再発見できる場を提供した。
本事業は、観光庁が令和6年度に推進する「地域観光新発見事業」、国土交通省関東運輸局が広域関東(1都10県)の魅力を〝江戸街道〟という統一テーマでブランディングし、街道観光の推進を通して地域を活性化する取り組み「江戸街道プロジェクト」の一環として実施している。
神奈川宿は、東海道53次の3番目宿場町として整備された宿場町。江戸期の「浦島太郎伝説」やこれに由来する地名、開港期前半の歴史的遺産等(旧アメリカ、イギリス、フランス領事館やヘボン式ローマ字で有名なヘボン博士の宣教師宿舎等)のほか、文化(神奈川神楽)などが残っている。
ロイヤルカフェ横浜モンテローザは、東急電鉄が運営し、JR東日本・伊豆急行が運行する観光列車の団体臨時列車のTHE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)横浜の玄関としても使用される格式あるカフェ。
モニターツアーでは、ロイヤルカフェ横浜モンテローザで横浜芸者によるショーを披露したほか、東海道の3番目の宿場町である神奈川宿の解説が行われた。ツアーには、芸者鑑賞のほか、夕食(会席弁当)、飲み物1杯、土産が付いた。
3つの楽しみポイント
1:「神奈川宿」に伝承されている「浦島太郎」伝説から神奈川宿銘物となっていた「亀の甲煎餅」を現代に復活させた「亀ノ甲サブレ」やケーキを試食。
2:「亀ノ甲サブレ」の化粧箱入り土産プレゼント
3:横浜芸者との記念撮影
同ツアーの問い合わせは、神奈川宿観光利用促進委員会(事務局:横浜DMC)のTEL(045-263-6122)まで。