2025年2月4日、豊岡市城崎振興局にて観光庁「地域観光新発見事業」で採択された「親孝行したいときには城崎へ! 楽々外湯巡りぷろじぇくと」の事業報告会が開催されました。
![](https://tms-media.jp/wp-content/uploads/2025/02/1-1024x826.png)
城崎温泉では本事業を活用し、下記の3点を構築しました。
・温泉入浴介助サービス「湯あみヘルパー」の育成
・近距離モビリティ「WHILL」のレンタル開始
・車いすユーザーでも着用できるレンタル浴衣サービス
それぞれのサービスは、公開されたホームぺージ内で紹介されています。
【城崎ユニバーサルツーリズム】
![](https://tms-media.jp/wp-content/uploads/2025/02/2-1-1024x768.jpg)
報告会では、事業実施主体のNPO法人ぷろじぇくとPlusの衣川代表が報告を行ったあと、ユニバーサルツーリズムを先進的に取り組む長野県諏訪エリアからユニバーサル・サポートすわの牛山さんによる基調講演が行われました。最後には、城崎でユニバーサルツーリズム推進を担当する地域おこし協力隊の神山さん、森さんが加わり今後の展望が語られました。
地域で新たにユニバーサルツーリズムを推進するには、先進的な地域の取り組みを視察するのも有効な手段の一つで、衣川代表は昨年1月、昨年度の観光庁事業で同サービスを創出した鹿児島の事業報告会に参加されました。
![](https://tms-media.jp/wp-content/uploads/2025/02/3-1.jpg)
2024年10月には、地域でユニバーサルツーリズム推進に取組む諏訪湖温泉旅館協同組合の「ホテル紅や」等の視察を行っています。
![ホテル紅やの清水支配人に取組みや館内をご案内いただきました](https://tms-media.jp/wp-content/uploads/2025/02/4-1.jpg)
2025年3月3日からは、来年度の「地域観光魅力向上事業」の公募がスタートします。
【地域観光魅力向上事業】
同2月14日には、オンライン事業説明会が開催されます。皆さまの地域で参画しようと検討している事業に、ユニバーサルツーリズムの視点を入れてみてはどうでしょうか。
超高齢社会ニッポン、あらゆる観光のテーマにユニバーサルツーリズム(高齢者も障がい者も誰もが楽しめる旅)はひもづくと思います。
旅をあきらめるなんてもったいない! さあ、皆さん旅に出掛けましょう!
オフィス・フチでは受け入れ側(地域)送り手側(旅行会社)、どちらに対してもユニバーサルツーリズム推進のアドバイスをいたします。
寄稿者 渕山知弘(ふちやま・ともひろ)ユニバーサルツーリズム・アドバイザー / オフィス・フチ代表