いすみ市ガストロノミーツーリズム推進委員会はこのほど、千葉県いすみ市で星とスターシェフ、星級食材の3つを売り出す事業「スリースターの競演を満喫する新しい魅力の創出~冬の大三角を鑑賞しながらと地元スターシェフが監修するいすみ産の新鮮な食材を堪能~」を展開している。都心近郊のナイトタイムエコノミーにつながる企画を展開。薄利多売、日帰りからの脱却を図るなど、地域と協働した地域の活性化に取り組む。

同事業は、観光庁が2024年度に推進する「地域観光新発見事業」の一環。いすみ市は、食の街「いすみ」として海の幸や山の幸を満喫するさまざまなコンテンツやイベントを展開している。一方、大原漁港で取れる伊勢海老やタコ、高秀牧場のチーズ・ジェラート・肉、地元酒蔵の酒など、人気の食材は多数あるが、日帰り旅行が多く、滞在消費につながっていない。同事業では、市内で高付加価値なコンテンツを体感できるグランビング施設「五氣里」と食の街、東京近郊で見られる雄大な星空をコラボレーションしたグランピング&ウォーキングイベントを展開する。
1月8、9日にはモニターツアーを実施。参加者は、日中には地域を歩きながら地酒やトンカツ、ジェラートなどを味わった。五氣里での宿泊では、夕食に木村藍シェフが振る舞う地元食材をふんだんに使った料理や、星空案内人による星空観賞会を楽しんだ。翌日も大原漁港を散策しながら海鮮をふんだんに満喫した。

参加者からは、「いすみ市は海のイメージだったが、山にも素敵な宿泊施設があり感動した」「食のまちいすみは知っていたが、星、料理人といった新たな魅力が加わることで、価値はさらに高まったはずだ」といった声が上がった。

今後は、食だけに頼らないブランドの多様化を地域と共に展開予定。長期滞在企画を見据えた受け入れ環境、訪日誘客の増加を目指していく。