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ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC、内覧会でワインとジャズを遠慮なく、中華街ではアサリで紹興酒

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 2月26日の開業を前に、2月20日に開かれた「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC」の内覧会に参加した。

 ホテルはみなとみらい線の終点、元町・中華街駅から徒歩10分ほどの立地で、ホテルニューグランドの隣、建物1つを挟んだ先には横浜ポートタワーがある。

 ホテルニューグランドは1927年開業で、日光の日光金谷ホテル、箱根の富士屋ホテル、軽井沢の万平ホテルなど9つの老舗ホテルで「日本クラシックホテルの会」を結成している。

 山下公園からホテル側を眺めると、新築の「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC」は、以前からそこに建っていたように、周囲の景色に馴染んでいた。

ジャズの演奏

 最上階12階のバーラウンジで行われた内覧会冒頭の式典では、運営会社の社長とホテル総支配人があいさつし、横浜市出身で歌手のクリスタル・ケイさんがトークショーで横浜の魅力を語っていた。

 大きなガラス面から山下公園と海を望む会場で、ハイチェアーに上手に腰をかけ、スカートのスリットからちょうどいいくらいに脚をのぞかせる様子がスタイリッシュだった。バーラウンジは宿泊客以外も利用できるそうだ。

 いくつかの客室を見た後で案内された13階のルーフトップテラスがよかった。ドリンクは12階のバーラウンジで注文する。当面は宿泊者専用でいくそうだ。

関帝廟

 1階の路面店レストラン「アンコールグリル横浜」で料理の試食会があった。ワインも用意され、サックスとエレキギターの2人編成のジャズの演奏もあって、体を揺らした。お代わりもできるというのでワインを白白赤白の順に飲んで、さらにいい心持ちになってしまった。おいしいポルトガルワインで、また飲みたいと思いボトルを写メしてきた。

 演奏後にサックスの女性に尋ねると、普段は東京・江古田のライブハウス「BARそるとぴーなつ」で演奏している。それなら家から近い。今度行ってみるつもり。内覧会後には、ホテルからお土産をもらった。お土産に慣れてしまって、感謝を忘れないようにしたい。

お店は当たりだった、お茶がおいしくてお土産に

 ホテルが面する山下公園は1923年の関東大震災による瓦礫を埋め立て、1930年に開園した。桟橋には、かつて北米航路シアトル線を運航していた氷川丸が係留保存され、園内には赤い靴はいていた女の子像や噴水が配されている。

横浜中華街

 駅を通り過ぎて、横浜中華街を歩いた。久しぶりに横浜関帝廟に行こうと思った。三国志の英雄、関羽を祀っている。以前、春節の頃に来て、身動きが取れないほどの混雑を体験したことがある。三国志はNHKの人形劇三国志を毎週楽しみに見て、それから吉川英治と北方謙三の三国志を読んだ。

 廟の隣のレストランに入り、アサリ焼きで紹興酒を飲み、ピータンお粥を食べておいしかった。なかでも最初に出されたお茶がおいしくて尋ねると、中国紅茶で隣の店で売っているからと用意してくれた。レストランは隣の物販店も経営していた。プレゼント用にもう1袋買うことにして、2つで2000円だった。

 元町・中華街駅から急行Fライナーに座ると、すでに横浜駅は意識になく、新宿三丁目駅を乗り過ごし、何とか池袋駅で降りることができた。

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