重厚な門が路地に面して現存している。江戸期の川口宿の面影を残す。江戸時代は徳川将軍が日光東照宮へ向かう際に通った道(日光御成道)沿いにある川口宿として利用されていた。門は、鎌倉橋の碑・本町大通り・錫杖寺へ続く道「本一通り」から入った場所にある。本一通りは、鎌倉時代は鎌倉街道として、江戸時代は日光御成道として利用されていた。
住所:埼玉県川口市本町1-6
川口宿とは
川口宿は、近世の初頭に成立した宿場で、鋳物産業と共に近代的な発達を経た町。現在はその面影を残しつつ、住宅地として多くの住民の生活の場となっている。基点となる荒川の渡しや善光寺、町の北にある錫杖寺とともに、歴史を感じる町並みが少なからず残っているが、近代化の波によりその存在が薄くなり、魅力的な町並みは消失しつつある。地域では旧川口宿や近代的な発達をとげた旧川口町の魅力を顕在化するとともに、他方への発信を通じて観光に寄与する歴史的資源をつなぐ物語の創出を目指している。
協力:本町1丁目まちづくり協議会(埼玉県川口市)