三井不動産とグループ会社の「はいむるぶし」(沖縄県竹富町小浜島)は、大規模改修工事を進めている小浜島のリゾートホテル「はいむるぶし」を7月15日にリニューアルオープンすると発表した。2月26日から予約を受け付ける。
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はいむるぶしは、1979年の開業。ホテル名は、南十字星を意味する八重山地方の言葉に由来し、冬から初夏にかけて敷地内から見ることができる。
宿泊棟7棟に客室は148室。リニューアルでは、1部客室を40平方メートルのプライベートガーデン付き「ガーデンテラス・プレミアムルーム」に改装する。
また、八重山の海と夕景を楽しめる2つのインフィニティプールを新設する。ビーチに近接した約330平方メートルの「メインプール」は2段構造、もう一つの「クワイエットプール」は約155平方メートルの大人専用エリアで、プールバーを併設する。サウナや海を望むスパ棟も新設する。クワイエットプール、スパ棟、サウナ棟のオープンは8月を予定している。
レストランも大幅に刷新する。ビュッフェでは、八重山諸島の食材を使ったピザやライブキッチンでの卵料理を提供し、グリルレストランでは国産黒毛和牛のステーキやシーフードプラッターを用意する。
アクティビティ面では、既存のダイビングやスノーケリング、離島観光に加え、ホテル敷地内での食材収穫体験や星空瞑想、プールSUPなど、自然を満喫できるプログラムを充実させる。
はいむるぶしの山口直宏総支配人は「八重山諸島の豊かな自然とともに、より上質なリゾート体験を提供したい」と述べている。