北陸信越運輸局は3月17日、管内4県(新潟、長野、富山、石川)の2024年12月の宿泊統計を発表した。延べ宿泊者数は前年同月比7.9%増の322万人泊で、コロナ禍前の2019年12月比では10.1%増となった。
日本人宿泊者数は前年同月比2.4%増の269万人泊で、2019年比3.2%増だった。外国人宿泊者数は前年同月比48.9%増の53万人泊で、2019年比68.0%増と大幅に伸びた。
4県の延べ宿泊者数に占める外国人の割合は16.5%だった。県別の外国人比率は石川県が最も高く20.6%、次いで長野県19.1%、新潟県9.3%、富山県6.5%の順となった。石川県は年間を通して外国人宿泊者が多く、長野県は海外からのスキー旅行者が多く訪れた。

県別の延べ宿泊者数は、新潟県が73万人泊(前年同月比0.9%増、2019年比8.1%減)、長野県が136万人泊(前年同月比9.9%増、2019年比15.8%増)、富山県が26 万人泊(前年同月比4.6%減、2019年比1.4%減)、石川県が87万人泊(前年同月比15.9%増、2019年比25.9%増)だった。
県別の外国人延べ宿泊者数は、新潟県が6.8万人泊(前年同月比20.4%増、2019年比2.9%増)、長野県が26万人泊(前年同月比45.9%増、2019年比66.9%増)、富山県が1.7万人泊(前年同月比29.4%増、2019年比8.8%減)、石川県が18万人泊(前年同月比71.2%増、2019年比148.0%増)だった。
全国の2024年12月の延べ宿泊者数は5,461万人泊で、前年同月比4.0%増、2019年比29.7%増だった。