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「いけばなの根源 池坊展」、4月13~20日、大阪・関西万博会場で

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 華道家元池坊(京都市中京区)は、4月13日から20日まで、大阪・関西万博会場のギャラリーEASTで「いけばなの根源 池坊展-TRANSITION-」を開催する。日本の伝統文化・華道の魅力を世界へ発信する。

 室町時代から現代に至る「いけばなの変遷」を、華道作品9点を通じて表現する。次期家元・池坊専好の大作をはじめ、青年部代表・池坊専宗による室町時代の「立て花」、戦国時代の大作いけばな「大砂物」、現代の最先端テクノロジーと融合した作品など、多彩な展示を通じて華道の歴史を体感できる。

大砂物(イメージ)

 いけばなは、日本の伝統文化の中でも「いのちと向き合う文化」とされる。草木の本来の美しさや個性を見つめ、人が手を加えることで、さらなる美へと昇華させる。

 池坊は、満開の花だけでなく、つぼみや虫食い葉、枯れ枝までも「うつろう命の姿」として捉え、美を見出すことを大切にしている。

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