JR東海は、今年も「立山黒部アルペンルートきっぷ」を発売する。立山黒部アルペンルートは、日本海沿岸の富山と信州の大町間の全長90キロを結び、標高3,000メートルの山々が北アルプスを貫いている。この切符を利用して、ロープウェイや電気バスなどを乗り継ぎ、同ルートを楽しむことができる。
同ルート内(富山~信濃大町間)では乗り降り自由(一部区間除く)。2種のコースがあり、一つは「ひだコース」、もう一つが「しらさぎコース」。
ひだコースは特急「ひだ」と特急「しなの」の普通車指定席に利用でき、高山線岐阜~飛騨古川間では途中下車ができ飛騨路巡りを、しらさぎコースは北陸新幹線金沢駅でも途中下車可能なため、北陸方面の観光を楽しめる。
発売期間は4月1日(火)から11月23日(日・祝)、利用期間は4月15日(火)から11月30日(日)(ただし、4月27日~5月6日、8月10日~19日は利用不可)、有効期間は8日間。
設定区間は名古屋・静岡地区、京都市内・大阪市内から、金額は発駅により異なる。例えば、おとな1人、名古屋市内から「ひだコース」21,350円、大阪市内から「北陸新幹線・中央線経由」32,010円など。発売か所は出発駅及びその周辺のJRの主な駅及び主な旅行会社の支店又は営業所。