東京で水辺の桜といえば千鳥ヶ淵や目黒川、荒川土手や、ちょっと足を延ばして井の頭公園あたり。
江戸時代の埋め立て地を縦横に流れる大横川はいかが
日本橋駅から東京メトロ東西線で2駅の門前仲町駅。近くを流れる大横川も桜の名所だ。江戸時代、1600年代に埋め立てられた隅田川東側、深川エリアを縦横に流れる運河で、江東区役所の旗振りで、桜が植林されたのは1980年代。
大横川が平久川と交差する東富橋あたりから、隅田川に注ぐ1.3キロの両岸にソメイヨシノの並木が続く。
毎年、開花の時期に「お江戸深川さくらまつり」が開かれ、今年は4月6日が最終日。夜間のライトアップや週末には和舟の乗船会が行われている。
ほぼ満開となった4月5日、大横川でカヤックを漕いだ。和舟や、この時期に運航しているサクラめぐりの低床船やプレジャーボートの乗客と手を振り交わしながら、川に覆いかかる桜のトンネルを漕ぎ進んだ。

土曜の昼だったけど、川岸の遊歩道も混雑はしていなかった。歩く人も思い思いに足を止め、桜の景色を楽しんでいるようだった。
桜はというと、風に飛ばされる花びらも、水面の花びらもまだわずか。桜吹雪と花筏は、まだ数日後か。お江戸深川さくらまつりは終わるけど、葉桜に変わるまで、まだ1週間は川桜を楽しめそう。
取材協力/東京グレートカヤッキングツアー