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インバウンド消費額、1~3月期は前年比28.4%増の2兆2,720億円、中国が4分の1占める

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観光庁は4月17日、1~3月期の「インバウンド消費動向調査(1次速報)」を発表した。訪日外国人による旅行消費額は前年同期比28.4%増の2兆2,720億円となり、四半期ベースで過去最高を記録した。

国・地域別では中国が5,443億円(構成比24.0%)と最も多く、台湾3,168億円(13.9%)、韓国2,824億円(12.4%)、米国2,188億円(9.6%)、香港1,534億円(6.8%)と続いた。

特に中国からの消費額は前年比52.3%増と大きく伸びた。一方、香港は3.3%減となった。中国は1~3月の訪日旅行者数が前年比78.1%増と大幅に伸びたことが消費額を押し上げた。

同期間の訪日旅行者数は1位韓国250万6千人、2位中国236万4千人、3位台湾162万3千人で、韓国人旅行者の消費額は台湾も下回った。旅行者1人あたりの旅行消費額は韓国11万3,028円、中国25万6,229円、台湾19万8,855円だった。

総旅行消費額を費目別で見ると、宿泊費が全体の33.4%を占めて最多の7,585億円。次いで買物代が29.3%(6,661億円)、飲食費が22.5%(5,119億円)となった。前年同期と比較すると、宿泊費と飲食費の割合が増加した。

訪日外国人1人当たりの旅行消費額は22万2,000円で、前年同期比5.2%増。国別ではオーストラリアが36万7,000円で最も高く、フランス33万8,000円、英国32万1,000円と続いた。費目別にみると、宿泊費や娯楽等サービス費でオーストラリア、交通費で英国、買物代では中国が最も高かった。

調査は、観光・レジャーに加え、業務や親族訪問などを目的とした訪日外国人も対象としている。

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