東日本旅客鉄道、365日駅弁を輸送する列車荷物輸送サービス「はこビュン」(中央特急列車 かいじ20号)の運行を開始したと発表した。同サービスにより、山梨の魅力ある地産品を都内へ運べ、山梨の食の魅力を発信できると期待している。
「はこビュン」で運ぶのは、山梨県北杜市を拠点としている株式会社 丸政が製造販売する駅弁。従来は同社が製造した駅弁はトラック輸送で、夕方に八王子駅で販売されていたが、「はこビュン」のサービスで、甲府駅を11時32分に発車し、八王子駅には12時34分(※休日は12時33分)に到着する。同駅の改札内店舗(NewDaysKIOSK)で販売している。

これにより、山梨のできたて駅弁を毎日届けられるだけでなく、お昼には購入することができ、店舗での販売時間も長くなることで多くの人に駅弁を楽しんでもらえるようになる。
同支社は、「はこビュン」の輸送サービスで山梨の魅力ある地産品を八王子駅だけでなく、今後は新宿駅や東京駅など中央線特急停車駅へ同サービスを展開する。