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残存? 解体? 東日本大震災 震災遺構12年の行方

コメント

先人達が残したもの~碑文に刻まれた言葉~

凡そ人類には健忘性がある 後昆此の碑を見聞する者深く警誡して忘却せざるよう 余の切に願ふ所である

<釜石市平田・海嘯記念碑>

高き住居は児孫の和楽 想へ惨禍の大津浪 此処より下に家を建てるな

<宮越重茂姉吉・大津浪記念碑>

 三陸沿岸には、地震に関する数多くの碑文がある。

 まさしく、人は忘れ去る生き物である。風化していく記憶、留めおくべき記録を教訓として、いかに後世に語り継ぐか、人任せではなく、自らが率先して、つなげていくことが一番大切なことではないだろうか。

 と、思いつつ、夏の盆送りも終わり、またひとつ、年が過ぎていく。

(これまでの特集記事は、こちらから) https://tms-media.jp/contributor/detail/?id=8

取材 中村 修(なかむら・おさむ) ㈱ツーリンクス 取締役事業本部長

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