鹿児島県・奄美大島の瀬戸内町で7月6日、国内最大規模のシーカヤック大会「2025奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会」が開催される。33回目を迎える大会は、奄美大島と加計呂麻島の間に広がる紺碧の海をステージに行われる恒例イベントで、全国から多くのパドラーが参加する。5月9日まで先着300艇まで参加者を募集中。https://sk-amami.com
参加資格は小学生以上の健康な人(小学生は保護者同伴、未成年は保護者の同意が必要)。参加費は大人1人1万円、小人は5千円。詳細は瀬戸内町の公式ウェブサイトで確認できる。
競技会場となる大島海峡は、水深が比較的浅く透明度が高いことで知られ、サンゴ礁の海底が広がる。レースは古仁屋港を出発し、本島沿岸をなぞるように進みながら加計呂麻島へ渡るコースで、最長のフルマラソンでは約33キロを漕ぎ進む。

コース上には複数の上陸ポイントが設けられ、地元集落の住民らによる応援や接待が行われる。海だけでなく島ならではの温かい雰囲気が人気の理由になっている。
大会前日の7月5日には午前9時から午後5時まで受付と艇検が行われ、午後3時から競技説明会が開かれる。競技は翌6日の午前9時半に開始され、午後5時まで実施される。
終了後は午後6時から表彰式、午後7時から後夜祭が催され、島唄やフラダンス、メインゲストによるステージなどが大会を締めくくる。